校長挨拶

令和7年度 校長挨拶                                                    

 春の光を浴びて草花が芽を出し始め、校舎の周りの木々も、すっかり春色に染まってきました。

 4月7日、令和7年度の西原中学校がスタートしました。新2年生186名、新3年生168名、教職員50名による新たな船出です。また10日には164名の新入生を迎えて、本校第47回目の入学式を迎えることができましたこと、たいへん嬉しく感じています。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。新しい中学校生活に期待も不安もあるかもしれませんが、優しく頼りになる先輩や先生方ばかりですので、安心して西原中での学校生活をスタートしてください。

 

さて、本校の学校教育目標は「自ら学び、心豊かに、たくましく生きる生徒の育成」です。

そして、今年度の学校教育目標の重点項目は3点です。1点目は「あいさつ」です。あいさつを通じてコミュニケーション能力を高めたり、自分の考えや思いを相手に言葉で伝える力を身に付ける。2点目は「傾聴力」です。人の話を聴く姿勢や態度を整え、相手の気持ちに寄添いながら話を聞くことで、新たな気づきや発見を身に付ける。3点目は「清掃」です。清掃を通して気づきのレベルを向上することで、困っている人を助けたり、様々な事に貢献できる力を身に付ける。このことを全生徒、教職員が意識し実践していきます。

そして行動する上での原点として「トライ&エラー」失敗を恐れず何事にも挑戦する気持ちを忘れず、自分たちが納得できる答えを全員で探しに行きましょう。そして、もっと素晴らしい西原中にしていきましょう。応援しています。

 

 また、皆さんが楽しみにしている学校行事では体育祭や西松祭、学年行事では1年学習は県外への校外学習、2年生は長野県方面への林間学校、3年生は大阪万博、京都方面への修学旅行と学習面だけではなく、様々な体験を通じて生きる力や達成感、他を思いやる優しい心を身に付けてほしいと思います。 

 保護者の皆様に一言ご挨拶を申し上げます。保護者の皆様と私たち教職員は、子どもたちの成長を支える、立場の同じ大応援団です。時には、悩み、迷うこともあるかもしれませんが、手を携え、一緒に考え、力を合わせて、子どもたちを支援してまいりたいと思っております。皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

                               令和7年4月
                               柏市立西原中学校 第20代校長   綿引 尚人