授業&行事

第3回避難訓練 (予告なし)

予告なし避難訓練  

 本日、4校時に10月の予定表には載っていない、事前の予告なしの避難訓練を実施しました。今年度に入り3校合同引渡し訓練を入れると、4回目の防災訓練になります。自然災害や人的災害は起こらない方が良いに決まっていますが、不測の事態に対して、どう対応できるかは、とても重要な資質となります。個人として・集団として、何をすべきかを瞬時に判断して実行に移すためには、日頃から継続した準備をしていなければ、できない事です。大切な一人一人の命を守るための行動を西中生全員がとれなくてはならないですね。びっくりした人は質問したところ、ほとんどの生徒が手を挙げていたそうです。その中で皆さんが取れた行動は素晴らしかった。

 11時45分 報知音が鳴り、緊急放送が入りました。「ただいま、震度5強の地震の予報がありました。直ちに物が落ちてこない場所に避難してください。」皆さんがどんな行動が取れるのか・・・、予想ではざわついてしまったり、私語が出てしまうのではと思いましたが、皆さんは報知音が鳴ったとたんに、先生方から指示が出る前に、無言で素早く机の下や安全な場所に、第一次避難をしていました。各階では授業の入っていない先生方や学校運営協議会委員の方々が皆さんの様子を見てくれていました。安全主任の其田先生から「驚かせてしまいすみません。今回は予告なしで避難訓練を実施しました。実際に地震はありませんので・・・中略、避難を開始してください。」3年生から1年生まで、全員が同様の行動がとれ、校庭への移動も静かに慌てず行い、外にて出てからは、集合場所まで走って移動し、整列・点呼・待機ができていました。その姿を見て、学校運営協議会の会長の宮本様から、「とても素晴らしい行動が取れていた。日頃の授業や委員会活動・部活動の中で一人一人が様々な事を意識して生活し、先生方との信頼関係もあるから取れる行動ですね。」とおっしゃっていました。

 皆さんはとても成長していますね。『やればできる』『やらなければできない』当たり前のことですが、当たり前のことを当たり前としてできるようになるには、必ず努力をしている裏付けがあるのです。家族の中でも、地域の中でも、中学生として頼もしい存在に成長している事が実感できた避難訓練でした。

 

 

 

 

教室での教科担任による振り返り

 

 

整備委員会の皆さん、雑巾の準備や後片付け、お疲れさまでした。