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2025年12月の記事一覧
薬物乱用防止教室
12月9日(火)の6時間目に、全校生徒を対象に「薬物乱用防止教室」を実施しました。
今回は、地域でご活躍されている薬局の薬剤師 の方を講師にお招きし、「薬物乱用の恐ろしさと命を守る意思の力」をテーマにご講演いただきました。薬の専門家である薬剤師の先生から、身近な薬物を含む乱用の危険性について、お話を伺いました。
講演は、特に生徒にとって身近なたばこの危険性から始まりました。
たばこが体に与える影響として、ニコチンやタールの説明とそれらが体内にもたらす深刻な影響について、汚れた肺の画像をスクリーンに映しながら具体的に解説していただきました。
非喫煙者と喫煙者の死亡率の比較や、喫煙による咽頭がんのリスクが32.5倍にもなるというデータが示され、健康への甚大な被害を再認識しました。
生徒が興味を持つよう、「たばこを1日1箱購入する費用」が「家族4人で舞浜のレジャー施設に宿泊する料金」とほぼ同額になるという具体的な金額の例示があり、健康だけでなく経済的な損失も大きいことが伝わりました。
危険な薬物の代表例として、大麻や覚醒剤の依存性や法的な罰則、そして、身近な薬でも起こりうるオーバードーズ(過剰摂取)の危険性についても注意喚起がありました。薬物への誘われ方の事例を知り、誘われても「流されない強い意思」と「きっぱりと断る勇気」を持つことの重要性を学びました。
具体的で分かりやすい説明と、生徒の興味を引く身近なデータや金額の比較があったため、生徒たちは終始、真剣な表情で熱心に話を聞き入っていました。
講演後の保健委員長によるお礼の言葉にもあったように、「薬物は身近にあり、絶対に手を出してはいけない」との言葉通り、今回の学びを今後の生活に活かし、自らの未来を大切にする行動に繋げてほしいと願います。
保護者の方々にもご参加いただきました。ありがとうございました。
