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今日の中原中(令和5年度)

9月15日 プレゼン発表リハーサル

 

中原中キャリア教育の一環として、全校生徒が総合的な学習の時間を活用して、プレゼンテーションの発表を行うことを目標に4月から学習してまいりました。

 

この経緯は、通常授業内での知識や技能を身につけるだけでなく、「非認知能力」としてあげられるコミュニケーショ ン能力の向上を目指し、「伝える力、他人にわかりやすくものごとを伝えるスキル」(≒発信力)を伸ばそうと学校職員全体で共通目標をかかげ取り組んできました。

 

教務主任の沖田先生とキャリア教育アドバイザーとして地域スタッフの牧野さんを中心にNPO法人「企業教育研究会」と連携し、進めてきました。

(企業教育研究会…千葉大学教育学部を中心とした、大学を基盤として活動する「企業と連携した授業づくり」を専門とするNPOです。企業のノウハウを活かした授業コンテンツ開発はもちろんのこと、授業実施までをサポートしていただける団体です)

 

3年生は修学旅行

2年生は林間学校

1年生は上野校外学習

 

それぞれの学年で、宿泊研修、校外学習を通して、インターネットで調べて分かることでなく、「現地に行ったからこそ分かったこと、経験できたこと等」を伝える。というミッションのもと、各班がテーマを定めてプレゼンテーションを行います。

 

このホームページでもお伝えしてきましたが、4月から企業教育研究会さんより様々な企業の講師の先生をご紹介していただき、研修・講習を全校体制で開いてきました。

今回は、10月の本番に向けての「リハーサル」を授業参観の午後に設定致しました。

講師の先生をお招きし、総勢18名の方々が各教室の生徒のプレゼンテーションにおけるアドバイスをしていただきました。 

有名パソコンメーカーの企業や有名旅行会社、ユーオス・グループ(UOS)関東支部に所属する企業の皆様がボランティアとして来校していただきました。

本当に感謝の言葉しかありません。

 

 午後の5校時の開始は、リモートで全体会を開催し、教務の沖田先生、アドバイザーの牧野さん、企業教育研究会の市野敬介さんより本日の意義等の確認から始まりました。

 この5,6時間目は各学級の学級委員(男女1名ずつ)が司会・運営を行い、担任の先生も参観者の一部となっていました。3年生は見事に進めていき、1年生も初めての経験ながら、スムーズに生徒主体の2時間を過ごしました。

・教室の机配置

・司会進行

・講師の先生のお迎え(接遇)

・お礼の言葉

など普段の授業とは経験できない仕事を経験して充実感を味わえたかと思います。

 そして、1班ごとの発表に講師の先生からコメント・アドバイスをいただき、あっという間の2時間でした。

 

 授業を参観された保護者の方から、以下のような感想もいただきました。本日のリハーサルは大きな意義があったと感じます。

 ・プレゼンのプロの指導は、親が聞いてもためになる授業でした。

 ・子ども達のスライドショーの完成度の高さに感動しました。また、(企業名)の講師の方から直々にアドバイスを  頂く授業を受けられるなんて一昔前では考えられなくて、羨ましく感じてしまいました。

 ・中学1年生でこのようなプレゼンテーションの機会があることに驚きました。みんなで協力しながら1つの物を作り上げることで協調性や自主性が育まれると感じました。自宅での学習意欲が高まっているのもこうした環境があるからなのかと感じました。

 

 10月の本番に向けて、生徒たちはこの授業の経験を活かして、さらに成長してほしいと願います。本番は、1つの教室に3年生の2グループ、2年生の2グループ、1年生の2グループがシスター学級交流でお互いのプレゼンテーションを見合います。

 保護者の皆様も、お時間が許す限り、生徒たちのプレゼンテーションを参観いただければ幸いです。

 

最後に、講師役を務めていただいた皆様、ご自身の業務がある中、中原中学校の生徒のためにお時間をとっていただき感謝申し上げます。生徒は、今回の経験は、中学校生活だけでなく、今後の生活にも大きく活かされるはずです。本当にありがとうございました。

 

まずはリモートで全体会を行いました。

アドバイザー牧野さん と 企業教育研究会 市野さん

学級委員が講師の先生方を誘導・案内しました。

このような経験もなかなか体験できないものです。

生徒自身も仲間への振り返りを行いながら、発表を行いました。

講師の先生方から1班ずつへのコメント、学級全体へのアドバイスをいただきました。