文字
背景
行間
ベルマークを見たことがあっても,どのような仕組みなのか意外と知らない人が多いのではないでしょうか。 そこで,本稿では単純明快にベルマークを解説いたします。
1960年,「すべての子どもに等しく,豊かな環境のなかで教育を受けさせたい」という理念の元,ベルマーク運動が始まりました。
この理念に賛同した企業が
「協賛会社」として,自社の製品にベルマークをつけ
「協力会社」として,ベルマーク預金で購入できる教材や教育設備などを販売する
役割を担って,この活動を支えています。
では,この活動によって何がもたらせるのか,
それは,【自分たちの学校づくり】と【お友達への教育援助】の2つだそうです。
1.私たち消費者が,ベルマークのついている「協賛会社」の製品を購入/収集
2.学校のPTA等の団体が,ベルマーク財団に収集したベルマークを送る(ベルマーク預金が貯まる)
3.ベルマーク預金で「協力会社」から学校備品(サッカーボール,楽器など)を購入※【自分たちの学校づくり】
4.学校備品の購入金額10%がベルマーク財団に寄付される
5.寄付は,ベルマーク財団を通して,へき地の学校や特別支援学校,災害で被災した学校への支援,アジアの子どもたちを助けるNPOへの支援などの,さまざまな教育援助活動に使われる※【お友達への教育援助】
この活動は発足当初から
学校(PTA、児童・生徒),企業(協賛会社、協力会社),ベルマーク財団の助け合いの輪をモットーとしており,誰もが手軽に「子どもたちの教育支援」に参加できる仕組みとしています。
皆さまご参加いかがですか?
もちろん、“ベルマークの付いた製品を買ってください”とお願いする気は毛頭ございません!
ご自宅にあるものでベルマークを見かけたら,この記事を思い出して収集いただけましたら幸いです。
長くなりましたので,今日はこのあたりで終わりにします。
“ベルマークについて”第2弾は、ベルマークポイントの収集方法のご紹介を予定しております。