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2023年7月の記事一覧
わくわく林間学校(5年生)④
燃えろキャンプファイヤー!
ついに、林間学校のメインイベント、キャンプファイヤーの時間がやってきました。と言うか、天気予報は雨なんですけどね。これが降らないんですよ。奇跡だ^^;
立派な火の子と、ちょっと怪しい火の神の登場で会がスタートしました。
ダンスあり、クイズあり、猛獣狩りでもかなりの盛り上がりを見せていました。キャンプファイヤー係の呼びかけに、子どもたちは全身で応えていました。
面白かったのは吸水タイムです。給水は各自必要な時に水筒に向かいます。給水もダッシュです。次のダンスに乗り遅れたくないものですから。^^;
私が座って休んでいると…
「校長先生も一緒にやりましょう!」
「一緒に踊ってきたらどうですか?」
まあ気配りのできる子の多いこと。
最後は、中田先生による強引なアンコールダンス。
体はへとへと、顔はニコニコ。一生の思い出に残るキャンプファイヤーになったことでしょう。
最後になりましたが、キャンプファイヤー係の活躍は、特筆すべきものでした!
この成功体験は、大きな自信となることでしょう。
キャンプファイヤー係の皆さん、ありがとうございました。
おまけです。何をしているところかな?
わくわく林間学校(5年生)③
同じ釜の飯…
「みんな、5分前行動だよ!」
「トイレ済ませておいた方がいいよ。」
「下駄箱の近くは混むから、上履き脱いでおいた方がいいよ!」
そんな声が部屋のあちこちから聞こえてきます。先生の指示はほとんど聞こえません。聞こえるのは、「みんな偉いね。しおりをよく見て、自分たちでしっかり動いてるね。」くらいなものでしょうか。
さあ、飯盒炊飯です。野菜係と火おこし係に分かれて準備スタート。学校でカレー作りを体験しているので、野菜係の仕事はスムーズです。
今日の勝負は火おこし係にかかっています。薪を使ってしっかり火を起こせるのか。火おこしは熱さと煙との勝負です。「うーっ、目がいてぇー」「涙がとまらん…」皆悪戦苦闘しながら、ついに着火。
どの班も立派な火を起こせました。
お鍋に水を入れすぎて、ややシャバシャバスープカレーになりましたが、自分たちで作ったカレーは、格別だったようです。みんな、お昼もしっかり食べたのに、まあよくお代わりしていましたよ。(^^)
「同じ釜の飯を食う」体験は何ものにも変え難いものです。「カレー、うまいな」「いやぁ、ちょっとシャバシャバじゃない?」何気ない会話の中に心の交流があります。
仲間の大切さは理屈で教えられるものではありません。
共に活動する中で心に芽生えるものです。感動が、人を動かし、成長させるのですね。
あまりにも子どもたちの活動する姿が素晴らしいので、煙が目にしみているのか、感動して涙腺が緩んでいるのか、自分でもよくわからなくなりました。^^;
そうそう、後片付けをする姿も立派としか言いようがありませんでした。(^^)
飯盒炊飯、深いです…。
わくわく林間学校(5年生)②
「勾玉」か、それとも「焼き杉」か!
本日1つ目のイベントは創作活動です。
古代に夢を馳せて世界で一つだけの「勾玉」を作るか。デザイン力を駆使して部屋のインテリアにぴったりの「焼き杉」を選ぶか。活動意欲を喚起するために、選択の自由があることはとても大切なことです。子どもたちはやる気満々で創作室へと向かいました。
今日は自然の家の方が先生です。皆食い入るように説明に耳をすませています。
勾玉作りは気が遠くなるような作業です。4センチ平方センチほどの滑石(ろう石)を紙やすりでひたすら削り続けます。手も服も真っ白です。銘々自分の好きな形に削り込みます。みんな上手なこと。友だちと声をかけあいながら、頑張っていました。
「大切な仲間」を感じる瞬間って、こんな時なのかもしれませんね。共に励まし合いながら活動を共有する。皆いい表情でした。
一方こちらは「焼き杉」作りです。自分で考えてきたデザインを杉板に描き、のりでなぞります。のりを絞り出すのに一苦労。「もう握力が〜」のりを塗る面積が広い子は、もう必死でした。
次はお楽しみ、杉板をバーナーで焼きます。火を使う機会って、なかなかないですもんね。最初はおっかなびっくり。腰が引けていました。しかしそこは子どもです。あっという間にコツを掴み、最後は職人さんのような手際の良さでした。
創作室は、終始子どもたちの明るい話し声と歓声が響いていました。仲間と一緒に何かをするって、どうしてこんなに楽しいんでしょうね。(^^)
ああお腹がすいた…。次はランチタイムです。
わくわく林間学校(5年生)
5年生の子どもたちが待ちに待った林間学校の日がやってきました。もう、嬉しすぎて嬉しすぎて、トイレへの行き帰りも走っちゃいます。
興奮して、昨夜はよく眠れなかった子もちらほら。でも、目は爛々と輝いています。
出発の会が始まりました。それまでガヤガヤおしゃべりしていた子どもたちが、一瞬で静まりかえりました。この切り替えの早さとメリハリ。素晴らしいですね。こんな立派な5年生、私は見たことがありません!
いざ、バスに乗り込み出発。と言っても、30分ほどのドライブで現着します。驚いたことに、子どもたちは寸暇を惜しんでバスレクを始めるではありませんか。これまたすごいことです。「楽しみも幸せも自分の心が決める。」この子たちなら、素敵な二日間を過ごすことでしょう。
手賀の丘青少年自然の家に着き、到着の会を終えた子どもたち。お泊まりの部屋にレッツゴーです。(^^)