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2023年10月の記事一覧
和太鼓の魅力…(芸術鑑賞会)
今日は久方ぶりの芸術鑑賞会。どんな演目を子どもたちにプレゼントしようかと,いろいろ悩みました。
今年は「創作和太鼓 打鼓音(だこおん)」の皆さんをお招きすることが決定。
日本の伝統芸能である和太鼓の演奏を鑑賞しました。
総勢6名の演者が,体育館のステージを所狭しと動きながら,迫力満点の演奏を披露します。
太鼓の音が床と空気を伝わり,大きな振動となって子どもたちの耳そしてお腹に響き渡ります。
子どもたちは真剣なまなざしで演奏に聴き入っていました。
低学年の子どもたちは,じっとしていることができなくなりました。
太鼓の音に合わせて,お尻が動き,手が動き,最後には体全体でリズムをとっていました。
やっぱりいいですね,生の演奏は。
子どもの嬉しそうな姿を見て,演奏者の繰り出す太鼓の音もより力強くなっていきます。
司会の方の進行がまた素晴らしく,子どもたちをぐいぐい引っ張っていきます。
長胴太鼓(ながどうだいこ),締太鼓(しめだいこ),大太鼓(おおだいこ)
和太鼓にもいろいろな種類があるんですね。楽器紹介に,子どもたちも興味津々です。
そして,お楽しみの体験コーナー。
プロの演奏家が使っている和太鼓を,実際にたたかせていただきました。これは嬉しいですね!
最後の演目は,東日本大震災後,被災地復興を願い,打鼓音の皆さんが,現地の皆さんに届けた曲でした。
心にしみいる素晴らしい演奏でした。来校いただいた保護者の皆さんも聴き入っていました。
最後は,3年生の子どもたちによるお礼の言葉です。
「いろいろな音が重なり合って,チームワークいい音が出てて,すごくよかったです。」
自分が感じたことを自分の言葉で紡いだ子どもたちの感想も素晴らしかった!
PTAから多大な予算をいただいたからこそ今日の芸術鑑賞会が実現しました。
心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
子どもたちの心に残る,秋の1日となりました。
学校関係者の方々へ。「打鼓音」の皆さんの演奏,おすすめですよ! (^^♪
楽しい水泳学習♪(ひまわり学級)
今年度は学校のプールではなく,「柏洋スイマーズ」へ行き,水泳学習を行いました。
まずは,水に慣れるためバタ足をしたり,体に水をかけたり・・・すでに楽しそうです^^
台の上を歩いて進み,隙間があるところはスイーっと飛び越え,泳ぎの練習をしました。
何周かしているうちに,水に慣れてきたようです。
最後は宝探し!水に顔をつけて取ったり,手や足を伸ばして上手に取ったり・・・
夢中になって拾っていました♪
2回しかないのが悲しい・・という子どもたちが多かったです!
吹奏楽とどんぐりと…
すっかり秋めいてきましたね。
今日は,秋にちなんだ二つのことを紹介しましょう。
一つ目は,我が柏八小の吹奏楽部についてです。
柏市音楽発表会に出演する吹奏楽部の子どもたちのために,今日は全校児童が集まり,「励ます会」が開かれました。
コロナ禍以降,練習もままならなかった吹奏楽部の子どもたち。
楽器を持って,まだ半年余りという子もたくさんいます。
1つの音を出すだけでも難しいのが吹奏楽器。音階が吹けるようになるまでにも,多くの時間を要します。
その中で,36人の部員たちは本当によく頑張りました。
まずは楽器の紹介です。木管楽器,金管楽器,そして打楽器。
一つ一つの楽器の特徴について顧問の先生からわかりやすいレクチャーがあり,
子どもたちが音色を聴かせててくれました。
(緊張しますよね,全校児童の前ですから…)
そして,いよいよ演奏。まずはこの写真を見てください。
低学年の子どもたちは身を乗り出して,高学年の子どもたちは身じろぎもせず,
びっくりするほど演奏に聴き入っていました。
おそらく,プロのオーケストラが演奏しても,ここまで真剣に聴くことはないでしょう。
なぜ,こんなに子どもたちが聴き入るのでしょうか。
それは,自分たちの仲間が,身近な友達が演奏しているからです。
自分たちが触ったこともない難しそうな楽器を,学校の仲間が演奏し,音楽が伝わってくる。
それが感動につながるのでしょう。
音楽は聴き手がいて,初めて演奏に命が吹き込まれます。
練習の演奏と,本番の演奏はそこが違います。
子どもたちの演奏には熱がこもっていました。心に響いてきました。
演奏終了後の拍手が,それを物語っていました。
そして,吹奏楽部長のあいさつ。
これまでの苦労,練習での頑張り,本番に向けた決意,そして全校児童への感謝。
全てが込められた素晴らしいスピーチでした。
音楽発表会本番は,来週18日(水)です。素敵な演奏を奏でることでしょう。
一方こちらは1年生。生活科の「秋をさがそう」の学習で,昨日は公園探検に行きました。
「先生,学校にもどんぐりがいっぱい落ちてるよ!」
公園からの帰り道,子どもたちが発見しました。
なんと,プールの裏手に,大きなどんぐりがたーくさん落ちてるではありませんか。
これを拾わない手はありません。
今日はさっそく,担任の先生におねだりして,どんぐり拾いに出かけました。
「見てみて!,こーんなにおっきいどんぐりがあったよ!」
「こっちは帽子つきのどんぐり!」「これはさ,ピーナッツみたいだ!」
「リスがいたら喜ぶんじゃない?」
なんて楽しいんでしょう。
ちなみに,子どもたちはこの後,どんぐりコマを作ったそうですよ。
秋の日の昼下がり。先生と一緒に校庭の片隅でどんぐりをたくさん拾ったこと。
素敵な思い出として,子どもたちの心の中に残るような気がします。
糸のこぎりに挑戦だ!!(5年生)
運動会も終わって・・・5年生は,また新たなことに挑戦しています。
図工の学習で,電動糸のこぎりを使って作品を作っています。
刃の向きに気を付けて,友達と声を掛け合いながら使っていました。初めは,「わかんない・・・」「怖いです。」と言っていた子が多くいたのですが,少し時間がたつと使いこなしていました。
これからも,怪我なく安全にできるよう見ていきます。
掃除までしっかりできる子が多いのも5年生の良いところです。
どんな作品になるのか,とても楽しみです☆☆☆
スーパーマーケットのひみつをインタビュー!(3年生)
国語と社会で学習してきたスーパーマーケットの工夫について、お店の人にインタビューをしました。
五大栄養素についてやスーパーの裏側について、わかりやすく説明してくださりました。
子どもたちはお話を聞きながらメモをとる手が止まりません!!初めて聞く言葉やお店の工夫を、ノートにまとめていました。
インタビューでは、「一番人気の品物は何ですか?」「アイスは全部で何種類ありますか?」と自分でしっかり考えて質問することができました!
給食では,、「ひじきは何の栄養だったかな,,,」「SDGsだから残さないようにしよう!」と学習したことを思い出しながら食べる姿もありました。
今回インタビューしたことを、報告書にまとめ、学校生活にも生かしていきたいと思います。
体験と感動(運動会)
運動会が終わりました。
子どもたちにとって,我々教職員にとって,
そして保護者の皆様にとっても感動の多い1日だったように思います。
「全力で 赤白ともに もりあがれ」運動会のスローガンです。
各学級からの意見をもとに,運動会実行委員会が討議し,決定しました。
「今年の運動会は自分たちの演技だけでなく,全校で応援に力を入れて,一体となろう」
という願いが込められていました。
応援団の子どもたちは,運動会に向けてとにかく頑張りました。
まずは自分たちの練習。型をしっかりと覚え,腹から声を出す。
これだけでも大変なことです。
次に,各組オリジナルの応援,「ムーブ」の振り付けなどを考えます。
さらに,そのすべてを全校児童に伝え,練習をリードする。
ここが1番の難関だと思います。なにしろ,全学年に応援団員が散らばり,
自分だちだけで他学年の子どもたちに指導をしなければならないからです。
そして,ようやく本番を迎えます。
私が感心したのは,「プログラムにない場面」での応援団の子の活躍です。
競技を行っている間,応援団員同士で相談し,各組の子どもたちを鼓舞し,自発的に応援を繰り広げていました。
見てください,この笑顔。なぜこんな素敵な笑顔になるのでしょう。
それは「自分たちで考え,自分たちで決めて,自分たちで行動している」からです。
しかも,全校児童をリードするという貴重な役割の中で。
今年の運動会は,「子どもたちが主役」となるよう教職員一同心を砕いてきました。
開閉会式は運動会本部役員が進行します。
彼らは,何の原稿も見ません。すべて暗記して式に臨みます。
原稿を見ていては,思いを乗せた進行ができないからです。あの緊張する場面でです。
(真似できませんよね。)
そして,いたるところで各学年代表児童がスピーチをします。
スピーチを終えた子供たちの表情は達成感と安堵感でいっぱいでした。
それはそうです。全校児童,保護者の方々が見守る中,あの大舞台で話すのですから。
今年の運動会の種目は,各学年ともに,徒競走,団体競技,表現運動の3つです。
まず驚いたのは,徒競走での子どもたちの頑張りです。
練習の時とは段違いの気迫が感じられました。
中にはヘッドスライディングでゴールする子,ゴールしたとたんに勢い余って一回転してしまう子もいました。
これが全力というものなのでしょう。
「見守られて,注目されて,期待されて,応援されるから」
子どもたちは意欲を持ち,力を発揮するのだな。その当たり前のことを改めて感じました。
子どもたちが一番時間をかけて熱心に練習してきた表現運動も秀逸でした。
「私たちの演技を見て!」という喜びに満ちた表情,練習以上の表現力に胸をうたれました。
各学年ともに,ダンスリーダーを中心として,細かな振り付けまでこだわって演技を完成させました。
暑さ指数が高いため,校庭での練習が中止になる日も多くありました。
決して十分な練習時間があったわけではありません。
「頑張っている姿を見てほしい」その一心で,子どもたちは力を尽くしたと思います。
そして,運動会の花形,紅白対抗リレー。
実はこの競技も,練習が不十分でした。
直前になってインフルエンザが流行し,選手変更,練習中止が相次いだからです。
それでも子供たちは頑張りました。
会場全体が一体となった瞬間だったのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。運動会の日の感動,胸が熱くなった思い出がよみがえってきたのではないでしょうか。
人は大切な何かを体験し,感動することで成長するのだな…。
運動会での子どもたちの姿を見守りながら,私はそう感じました。
体験,感動の多い学校生活を,これからも子どもたちとともに作り上げていきたいと,思いを新たにしました。