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今日の一枚 令和5年度まで
吹奏楽とどんぐりと…
すっかり秋めいてきましたね。
今日は,秋にちなんだ二つのことを紹介しましょう。
一つ目は,我が柏八小の吹奏楽部についてです。
柏市音楽発表会に出演する吹奏楽部の子どもたちのために,今日は全校児童が集まり,「励ます会」が開かれました。
コロナ禍以降,練習もままならなかった吹奏楽部の子どもたち。
楽器を持って,まだ半年余りという子もたくさんいます。
1つの音を出すだけでも難しいのが吹奏楽器。音階が吹けるようになるまでにも,多くの時間を要します。
その中で,36人の部員たちは本当によく頑張りました。
まずは楽器の紹介です。木管楽器,金管楽器,そして打楽器。
一つ一つの楽器の特徴について顧問の先生からわかりやすいレクチャーがあり,
子どもたちが音色を聴かせててくれました。
(緊張しますよね,全校児童の前ですから…)
そして,いよいよ演奏。まずはこの写真を見てください。
低学年の子どもたちは身を乗り出して,高学年の子どもたちは身じろぎもせず,
びっくりするほど演奏に聴き入っていました。
おそらく,プロのオーケストラが演奏しても,ここまで真剣に聴くことはないでしょう。
なぜ,こんなに子どもたちが聴き入るのでしょうか。
それは,自分たちの仲間が,身近な友達が演奏しているからです。
自分たちが触ったこともない難しそうな楽器を,学校の仲間が演奏し,音楽が伝わってくる。
それが感動につながるのでしょう。
音楽は聴き手がいて,初めて演奏に命が吹き込まれます。
練習の演奏と,本番の演奏はそこが違います。
子どもたちの演奏には熱がこもっていました。心に響いてきました。
演奏終了後の拍手が,それを物語っていました。
そして,吹奏楽部長のあいさつ。
これまでの苦労,練習での頑張り,本番に向けた決意,そして全校児童への感謝。
全てが込められた素晴らしいスピーチでした。
音楽発表会本番は,来週18日(水)です。素敵な演奏を奏でることでしょう。
一方こちらは1年生。生活科の「秋をさがそう」の学習で,昨日は公園探検に行きました。
「先生,学校にもどんぐりがいっぱい落ちてるよ!」
公園からの帰り道,子どもたちが発見しました。
なんと,プールの裏手に,大きなどんぐりがたーくさん落ちてるではありませんか。
これを拾わない手はありません。
今日はさっそく,担任の先生におねだりして,どんぐり拾いに出かけました。
「見てみて!,こーんなにおっきいどんぐりがあったよ!」
「こっちは帽子つきのどんぐり!」「これはさ,ピーナッツみたいだ!」
「リスがいたら喜ぶんじゃない?」
なんて楽しいんでしょう。
ちなみに,子どもたちはこの後,どんぐりコマを作ったそうですよ。
秋の日の昼下がり。先生と一緒に校庭の片隅でどんぐりをたくさん拾ったこと。
素敵な思い出として,子どもたちの心の中に残るような気がします。