四中日記 令和4年度

コミュニティースクール開設

 

 

 昨年度から準備を進めてきたコミュニティースクールの第1回会合が8月19日に行われました。(「学校運営協議会(※)」を設置している学校をコミュニティースクールと言います。)

 会合では、各校の学校経営方針等を確認すると共に、学校運営協議会での方向性等が話しあわれました。

 本学区では初めての取り組みになりますので、何をどのように進めて行けば良いかが明確になっていない部分もあり、たくさんの質問が出され、活発な意見交換が行われました。

 協議会のテーマとしては、小中学校9年間を見通し、キャリア教育に重点を置いて進めて行くこと、具体的には、挨拶運動を活発化していくことが提案されました。

また今後は職場体験学習等について、関わりを深めていくことになりそうです。

 ※ 正式名称:「柏市立柏第四中学校区学校運営協議会」。柏四中、柏八小、名戸ヶ谷小の3校が合同で開催するこ

    ととした。柏市では次年度より全ての小中学校でコミュニティースクールを開設することとしている。

   学校運営協議会メンバー:各校校長、各校保護者、地域の方々等16名で構成する。

   開催頻度:本年度は、8月、秋、冬の3回の開催を予定している。

                                              (文責飯田) 

 

 

 

2学期始業式

    

夏休み中の大きな事故、ケガがなく2学期を無事に迎えられたことを大変うれしく思います。長期休業中の声かけ、見守り等ありがとうございました。

今日の始業式では、2学期の学校生活のヒントとなる「主体的な生活」について話しました。生徒向けの言葉のままですが、その内容を紹介します。

 

○学校生活について言えば、「どのような学級にしたいか」「どのような友達関係にしたいか」・・・「皆が仲良く」とか、「いじめがない」とか、いろいろあると思います。その理想とする学級や仲間関係に近づけていくために、君たち一人一人が、「自分は・・・自分たちは・・・何をしたら良いか、何をするべきか」を考えて行動することです。

ぜひ、教室の前方に掲示してある学級目標を再度確認し、自分ができる事を考え、実行して欲しいと思います。

○学習に関しても同様です。3年生はすでに自分の進路の目標を明確にし、取り組んでいると思います。その3年生を含め、1,2年生も将来を見据えた学びの目標を持てるといいですね。もう少し分かり易く言うと、勉強では知識を得たり、計算を確実にしたりすること以外にも大切な力が色々あります。例えば、周りの人と対話をしながら答えを導き出すことや、わからないことを自分で調べて解答を見つけていくこと、皆で意見を出し合い、自分とは異なる意見に耳を傾けながら、自分の考えを修正したり、確認したりしていくこと等です。これらの力は、皆さんが大人になったときに役立つ、必要な学びの力です。周りの人達と積極的に対話しながらよりよい生活をしていける大人になるためにも、普段の学習活動の中で、「積極的な発言」「話し合い活動の活発化」「自ら調べて答えを探すこと」等を意識し、自分が特に身につけたい力を付けられるように実行していけると良いですね。

○もう一つ部活動についても話します。主体的に取り組む部活動です。部活動でも「自分たちの目標は何か」「どうなりたいのか」を明確にし、そしてそれを実現するためには、「何をする必要があるのか」「どのように練習していけば良いのか」を意識しながら取り組むことです。決められたいつものメニューでも、どんな技術を高めるための練習か・・・何を意識し、気をつけて行えばよいかを考えながらできると、より充実した部活動になるはずです。

やらされるのではなく、自分が・・・、自分たちが「目標達成のために努力する」そんな部活であって欲しいです。

今後も、様々な場面で「主体的に・・・」という言葉を思い出しながら生活してください。

 

2学期もどうぞよろしくお願いいたします。(文責飯田)

抑止力としての効果大

  

21日終業式の日の夕方、四中正門前に集まった方達は、青少協の地域パトロールの皆さんです。

この地域パトロールがいつから始まり続いているかはわかりませんが、このパトロールが、落ち着いた四中を支える一助となっていることは間違いないと思っています。もしかしたら落ち着いた四中学区をパトロールする必要はないのでは?と思う方がいるかもしれませんが、私はこのパトロールは大いに必要なことだと思っています。

10年位前、四中が大変だった時期があったと聞いています。その頃地域の皆さんが積極的に関わってくださり、学校を立て直してきたとのこと。もちろん保護者の方々の協力もあったと思います。今、四中にはいわゆる非行少年、非行少女といわれるような生徒は見られませんが、多くの子どもたちが様々なストレスや困り感を抱えながら生活していることは以前と変わらないはずです。

われわれ大人は、年頃の子供たちの内面に寄り添いながら丁寧な見守りをしていかねばなりません。この地域パトロールは子供たちに「見守ってもらっている」という安心感を与えます。「見られている」という緊張感を持つ生徒もいるかもしれません。どちらにしても、大人の存在を子供たちに伝えていくことは重要です。

大人の側からは、子供たちを「見ている」だけかもしれません。この行為が地域の子供たちの安定につながっていることを証明するエビデンスはどこにもありません。しかしながら、見ていれば子供たちの変化に気づきやすいですし、早期対処もしやすいです。何と言っても抑止力になっていることは間違いありません。次週27日にも同様のパトロールが実施されます。安定したこの地域を見守ってくださっている青少協の皆さんには心から感謝です。 (文責 飯田)

一学期終業式

            

                      (終業式の様子)

                

         (代表生徒の話)                    (部活動の表彰)

本日7月20日(水)、一学期終業式を迎えました。コロナウィルス蔓延後、はじめて全校生徒が体育館に集まり終業式が行えました。

 

1年生は、中学校に進学して学校生活に慣れることができたでしょうか。

2年生は、進級後の新しいクラスで仲間をつくることができたでしょうか。

3年生は、最上級生として学校生活を充実させることができたでしょうか。

校長先生からは、様々行事を通して生徒が成長しているとのお言葉をいただきました。

 

また代表生徒の話でもあったように、みなさんそれぞれに成果と課題があることと思います。

成果は自信にしてください。そしてさらに伸ばしていけるように力を注いでください。

課題に対しては、これからも向き合って克服していけるよう努めましょう。

 

明日から長くて短い夏休みが始まります。校長先生からお話しいただいた夏休みの生活の心得をもとに、健康に留意して、計画的に過ごして欲しいと思います。

 

9月1日に元気な姿で会えることを願っています。(文責宮下)

委員長選挙

      

      (立候補者の演説の様子)                  (教室で演説を聴く生徒)

 

7月8日(金)に第2学年で委員長選挙が行われました。

学校を支える各委員会の長を決めると言うことで、勇気が必要だったと思いますが12人の生徒が立候補をしてくれました。写真の通り、演説はリモートで行われ投票に関してもタブレットPCから投票するなど、ICT機器を利用し実施されました。演説を聴く生徒は、真剣な眼差しで有権者としての責任を果たそうとしている様子がありました。

 

結果的に当選した生徒、惜しくも落選してしまった生徒もいますが、勇気をだして立候補をしたことが一番意味のあることではないでしょうか。また選挙の運営を行った、選挙管理委員の生徒もスムーズな実施に協力してくれました。

 

今月10日(日)には参議院選挙が行われました。選挙権が18歳に引き下げられたことにより生徒も遠くない将来、有権者として国政選挙に関わることになります。そのためこのような機会に選挙の意義や意味に触れ、熟考して投票することは、いずれなる有権者としての意識を高める、貴重な経験になると思います。(文責宮下)