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判断が遅い

歴史の授業で足尾銅山の鉱毒事件を学ぶ3年生ですが

その学習問題は「事件への対応はどうすべきだったか」

というもの。歴史の失敗から学ぶという意図の授業ですが

生徒達は評価できる点と悪い点を次々と上げています。

生徒達から上がった意見は、法を整備する・住民の意見

をしっかり聞くなど現代社会の政治にも通ずるものが

多くありました。

授業のまとめでは、鉱毒事件が発生してから公害対策

基本法が策定されるまで77年もの歳月がかかった事実が

告げられます。生徒達が、政府の対応に少しでも思うところ

があれば、今後なにか不測の事態が起きた時の対応が

変わるかも?などど思わされる授業でした。