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未来の担い手
3年生、社会科の授業は、いよいよ大詰め。
最後の単元では、少子高齢化に伴う社会保障関係費の増加が、みんなの暮らしにどう影響するのかを考えています。
「税金は増えてほしくない。でも、それなりの保障は大切。」率直な考えから始まったディベート形式での授業は、生徒主体で進行しました。
生徒から出た主な意見は次の通りです。
・社会保障を今より充実させれば、少子化の歯止めにも繋がると思う。
・社会保障を増やせばその分税金も増えるからそれは反対。
・労働人口が減少しているのだから、このままの保障を維持するだけでも増税しかなくなる。だったら今ある保障を絞り込んだほうがいい。
・一度与えられた保障を絞れば国民から反発が出る。そうなると国民はその政治家に投票しなくなるから、そんなことする政治家はそもそもいない。
・アメリカみたいにある程度は自己負担にしないと財政が破綻する。
など、様々な考えで議論は白熱しました。
今後、大人になっていくにつれ、更に自分事として、これからの国のあり方を模索する人たちになってほしいものです。