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未来の礎を作る生徒達
本日は、5月1日から各クラスで資料の確認や討議内容について意見
を交換して準備してきた生徒総会当日です。進行を務める生徒会総務部
や提案をする生徒達は2日前から体育館でリハーサルをしており、特に
生徒総会に向けた事前準備に力を入れていました。
その甲斐あってか、総会の進行はとてもスムーズ。総会を進める生徒達
の頭の中には、総会の段取りがしっかりと思い描かれていることが伝わって
きます。参加する生徒達も一度は目を通した資料にもかかわらず、説明
を聞きながら再確認をしていました。
「給食は黙食を継続するか、会食に戻すか」についてリアルタイムで生徒達
の意見を集計する場面では「参加人数と投票数が合わないので再集計して
ください。」という、1人の意見も拾い逃さないという確固たる決意が
感じられる展開を見せてくれます。再集計の結果、黙食派243人・会食派
240人という、ドラマでも見ているのかと錯覚するほどの僅差で黙食派
が多数となりました。この結果には、生徒達も自分の持つ1票の重みを実感
したのではないでしょうか。
最後の討議では、昨年度策定された「三中トラブル回避術~いじめ根絶宣言~」
のアンケート結果を基にした生徒会総務部からの提案がありました。アンケート
というと、集計するだけでも大変なため、集計しただけでついつい仕事をした
ような気分になってしまいそうですが、総務部は見事にアンケートから三中の
課題を推察し、今年度の重点目標を「いじめを見て見ぬふりはやめよう」に
設定しようと提案していました。生徒会総務部として活動できるのは長くても
2年程度ですが、昨年度の提案を単発的な活動として納めることなく継続していく
姿勢からは、自分が卒業後の未来までも三中を良くしていこうという心意気を
感じてしまいます。