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新たな視点

2年生は社会の授業で、高知県にある馬路村の過疎化対策について

学習しています。村の特産品を活かした商品を様々な形でアピール

して販売したことで全国的な知名度が上がり、村の収入も250万円

から30億円へと増額したという、過疎化問題が解決されたのだろう

と誰もが思いそうな好事例が説明されます。しかし、授業のまとめは

収入や知名度が増大しても人口は年々減少しているという厳しい現実

でした。

明日から林間学校で訪れる山梨県南都留郡の方面も、周辺には過疎地域

と定義されている地域があります。豊かな自然や現地でお世話になる方々

に、胸が弾むような体験を提供してもらえることかと思いますが、今回

の社会の授業を受けた生徒達であれば、楽しむだけではなく、少し違った

視点からも何か学ぶことがあるかもしれません。