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ビッグマム去る

二人の顧問が転出してしまう吹奏楽部では、お別れ会が開かれていました。

会場である音楽室へと顧問を迎え入れる際には笑顔だった部員たちですが、

各部員に与えられた別れのあいさつの時間になると、一人また一人と涙を

流し出す部員たち。あいさつの最後に顧問が話し出した瞬間には、すすり泣く

声が一段と多くなっていました。良い演奏をするために日頃から心を合わせて

練習をしていると思われる吹奏楽部ですが、ここまで多くの部員が同じ涙を

流すほど同じ思いで練習をしてきたことには驚かされました。

約1時間半に渡る別れのあいさつのあいだ泣き続けていた吹奏楽部ですが

その直後には顧問が指揮をとる最後の演奏が待っています。体育祭・輝秋祭

スプリングコンサート等々、1年間の思い出がよみがえりそうな選曲の数々

思わず泣いてしまい演奏に集中できないのではと思いましたが、そこは演奏

の専門家である吹奏楽部。最後の最後に顧問を安心させるレベルの演奏を

していました。

別れのあいさつの際には「部活が辛かった時もある」という言葉も聞こえて

きましたが、最後には感謝の涙で終わった吹奏楽の生徒達。どんな経験にも

感謝の気持ちを持つことの出来る吹奏楽部の生徒達であれば、来年度には

更なる躍進を遂げているに違いありません。

(保護者用ページの吹奏楽部のページを更新しました)