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ナウなヤング

自分事なのですが、成人してからというものの、身に付ける衣類が

単色のものばかりになっているような気がします。しかし、2年生

が美術の授業で作成したオリジナルシューズを見ていると「ド派手

な色とデザインをした衣料品も着てみたいかも」と思えてしまいます。

見ている者の心を動かすほどの魅力を放つシューズたちですが、貼り

だされたプリントに書かれた工夫した点には、どのような効果を狙って

色や模様を配置したかが解説されています。本能ではなく計算で人の

購買意欲をくすぐるほどのシューズを作れるセンスは、今すぐデザイナー

 になっても通用するのではないでしょうか?

また、スニーカーとは縁遠そうな花魁や水泳をイメージした作品は、

既存の販売品に囚われない発想を飛躍させる力を感じさせてくれます。

新たな流行を作る人物とは、こういった若者なのかもしれません。