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活動の様子(R05年度)

新たな視点

2年生は社会の授業で、高知県にある馬路村の過疎化対策について

学習しています。村の特産品を活かした商品を様々な形でアピール

して販売したことで全国的な知名度が上がり、村の収入も250万円

から30億円へと増額したという、過疎化問題が解決されたのだろう

と誰もが思いそうな好事例が説明されます。しかし、授業のまとめは

収入や知名度が増大しても人口は年々減少しているという厳しい現実

でした。

明日から林間学校で訪れる山梨県南都留郡の方面も、周辺には過疎地域

と定義されている地域があります。豊かな自然や現地でお世話になる方々

に、胸が弾むような体験を提供してもらえることかと思いますが、今回

の社会の授業を受けた生徒達であれば、楽しむだけではなく、少し違った

視点からも何か学ぶことがあるかもしれません。

平等

中学校生活初の体育祭のに向けた活動をする1年生は、生徒達が主体と

なってリレーの走る順番を決めています。話し合いをする黒板には作戦

が書かれており、作戦を遂行してくれそうなクラスメートの名前を次々

にうめていっています。入学してから2ヶ月が経過し、クラスメートの

長所が段々と分かってきているように感じます。体育科の教員が担任の

3組では、リレーの細かい戦術が解説される場面があり、他のクラス

よりも一歩リードしているような印象を受けました。

しかし、体育の授業で1組の生徒達が繰り出す見事なバトンパスを見ると

先述した印象が一気に崩れ去ると同時に、3組担任が全ての生徒達へと

バトンパスのコツを伝授していることが分かりました。遠くにいても聞こえ

てくる、バトンを渡す合図の掛け声からは並々ならぬ気合が伝わってきます。

体育祭当日は全てのクラスが高レベルなバトンパスと戦術を駆使する熱い

レースが繰り広げられるのではないでしょうか。

 

卒業式準備開始

卒業式まで残り約9ヶ月と半日くらいの時間がありますが、菜の花学級

では式場に飾るためのプリムラの栽培を始めました。残り9ヶ月と半日

では、最高学年の3年生でも卒業のイメージが湧いていない可能性が高い

ですが、生徒達はせっせとポリポットに土を入れて卒業式の準備に精を

出していました。

ポットに土を入れ終わると次は種まきの時間になりますが、プリムラの

種の大きさは砂粒程度と言っても過言ではないほどの小ささです。繊細

な指使いと集中力が求められる作業ですが、種の一粒一粒を数え出して

均等に種を蒔こうとするほど没頭する姿が見られました。

修学旅行㉒

予定通りのぞみ230号で出発しました。品川到着17時48分、柏到着18時38分の予定です。無事に全行程を終えることができそうです。3日間ホームページをご覧いただき、ありがとうございました。