校長室より

体力テスト開始(校長室より)

9月最終週を迎え、体力テストが始まりました。

単独で実施する学年もありますし、そうではない学年もあります。

今日は、3、4年生が単独で、


1(2年生は種目によって)年生は高学年のお手伝いのもとで実施しました。


このテストは子どもたちの体力を調べる調査で、60年ぐらい前から行われています。

そもそも体力テストではなく、スポーツテストと呼ばれていました。

今の種目は、50m走、握力、反復横跳び、ソフトボール投げ、立ち幅跳び、上体起こし、長座体前屈、20mシャトルランの8種目です。

私が小学生の頃は、「シャトルラン」ではなく「踏み台昇降」でした。「垂直跳び」があったようにも記憶しています。かつての勤務校の体育館の壁に垂直跳びを計測する道具がついていた学校もありましたから記憶違いではなさそうです。

体力テストも、時代によって種目を変えてきたと思われます。

子どもたちの遊び方1つとっても今と昭和の頃では全く違いますから、子どもたちの体力にも当然差が出るところだなあと感じます。

30年ぐらい前の隣のクラスの男の子の話です。自転車を持っていなかったかで、どこに行くにも自分で走って行くという子でした。一緒に遊んでいる子が自転車で移動する時にもひたすら後を追いかけていく、そんな放課後を過ごしていました。そんな生活の中でめきめき脚力がついて、6年生になった時の市内陸上大会で大活躍、ということがありました。

使ったところは強くなるということです。色々な活動を通して、あちこちが強くなるほど使っていけたら良いですね。

ちなみに6年生は、今日のように、自分たちの体力テスト以外で低学年のお手伝いをすることで、体以外の場所を使いました。低学年に対して思いやりあふれる行動をすることで、その部分が強くなるってことです。そうやって、最上級生としても成長します。お手伝いありがとうね、6年生。