校長室より

自分の身は自分で守る(校長室より)

7月に入ってから、学校の敷地内で5つの蜂の巣を見つけ、撤去しました。

どれも作り始めの小さなもので、大きいものでも上の写真のような私のげんこつぐらいしかありませんでした。

気温が上がって、蜂の動きも活発になっていきます。

 

さて、ここで紙芝居。


よくある、↓こんな夏の出会い。

めったにない、いやまずない↓例えばの出会い。

どちらの絵にも共通する、本当にこわいのはA(小さい方)なの?B(大きい方)なの?という話。

そりゃいろんな思いはあるだろうけれど

 

つまりは・・・

ところが実際は・・・

大きい方が小さい方に対して大騒ぎ。

 

そんなことになったら、ただでさえ小さな蜂さんは・・・

そして、ついには・・・

で、チクッ!といくかも知れない。

そんなわけで・・・

つまりは・・・

 

子どもは、好奇心が旺盛なので、騒ぎがあると「なんだなんだ、どしたどした」と集まります。危ないから近づくなと言われるほど寄ってくる子もいます。
ぐっとこらえて、近づかない、逃げる、という選択をすれば危ないことに巻き込まれることはまずないのに・・・。

子どもたちの周りにある、友達関係、生き物、遊び、場所、メールグループ、ネット環境・・・なんだって危ないことにつながる可能性はあるのです。「これは危ないかも」と感じたときに、やめておこう、はなれよう、と動けるかどうかが身も守るためには必要です。自分の行動は自分で決めることができるのですから。

また「これは危ないかも」と感じられるようになるためには、経験も必要ですし、同じことを大人が言い続けるなどの日々の関わりも必要です。

危険を察知して、自分の身は自分で守ることで楽しい毎日につなげていけると良いですね。