校長室より

暑熱順化(校長室より)

朝から太陽がさんさんと照っているのは、明るいスタートが切れる1日の始まりとしてはとてもうれしく感じます。(個人の感想です。)

朝の子どもたちの様子も、明るく感じます。(個人の感想が続きます。)

ここ数日、朝のニュース、天気予報で「熱中症」が話題になっています。

今日の業間休み(10時半ごろ)の時点で↓

気温は34.6度、湿度は20%。気温は高いです。しかし、風があります、空気が乾燥しています。なので、

一番上のWBGTは23.7度を示しています。

「注意。積極的水分補給。」レベルということになります。

注意すべきは日差しであり、帽子をかぶり、水分を補給していれば、今の時点での熱中症のリスクはだいぶさがります。昼休み前には、昨日は教頭が、今日は私が、「水分を摂ってから外に出る、帽子があったらかぶる」指示を出しました。

 

帽子を忘れた、なくしたなどを理由にかぶらずに外遊びや体育の授業に参加している児童がいます。体育に関しては、汗の始末のことを考えると体操服忘れは参加できないとしても、帽子忘れぐらいで見学にしたくはありません。それが担任としての思いです。しかし、暑くなってきたらその思いもぐっと抑えて見学してもらうしかありません。

 

熱中症から自分の体を自分で守るためにできることとして「帽子をかぶる」がありますが、持ち物の管理ができない子もまだまだいます。お家のみなさんの気づき、声かけが必要なのです。赤白帽子はお家にあっても活用場面がありません。学校でこそ生きるアイテムです。子どもたちに一声かけて持たせてください。「ちゃんと帽子ある?」なんて声かけもありがたいです。

 

今日を境に、少し気温は下がるようで安心ですが、本格的に暑くなる前に暑さに体を慣らす「暑熱順化」も大切です。これも最近、報道で耳にします。汗をかきやすい体づくりが必要で、湯船につかるのも効果的なんて外に出なくてもできることもあります。

学校では、体育館体育、外体育などが定期的にありますし、外遊びが大好きな子も多いので慣れる機会はあります。そういう機会を利用して、暑さに負けない体づくりも心がけてほしい、心がけていきたいです。