令和4年度 校長室より

防犯教室(校長室より)

柏警察署から、移動交番担当の方2名、生活安全課の方2名に来ていただき、防犯教室を行いました。

対象は1年生です。体育館で行いました。

目的は、子どもたちが「こわい思いをしなくて済むように」「こわい思いをしたときに正しく行動するために」です。

短いDVDを見てから、合い言葉「いかのおすし」の確認です。


いか…ついていかない
の …のらない 
お …おおごえをだす(防犯ブザーも)
す …すぐにげる
し …おとなにしらせる

防犯ブザーがすぐに触れるところにあることの大切さも教えていただきました。

実際に、声を出したり、いくつかの場面でのロールプレイングもしました。


実際には、こわい思いをしているまっただ中では、おそらく声も出ないかも知れません。

やはり、こわい思いをしなくて済むのが一番です。

みんなが登下校する同じ時間帯に登下校する、行きも帰りも寄り道をしない、一人で遊ばないなどは基本中の基本であり、しっかり身に付けてほしいことです。

今は、我々大人が路上で本当に困ったことがあっても、歩いている子どもたちに気軽に声をかけられない時代です。そういうことを大人もわかった上で行動をしないと、思わぬ誤解を招いてしまうこともあります。「公園で遊ぶ子どもたちを微笑ましい気持ちで眺めていた近所の方」が、「遊んでいる子どもたちをじろじろ見ていたあやしい人」になってしまうこともあるかもしれません。

悲しいことですが、それだけ子どもたちを取り巻く環境が安全ではなくなってしまっているということなのでしょう。

今日、いくつかのことを学びました。そんなこと知ってるよ、ということもあったと思います。実際に子どもたちはよく知っていました。しかし、正しいことがわかっていても、その通りに行動できるとは限りません。大人でもそうですから、子どもならなおさらです。

まずは基本的なことをきちんと行い、当たり前のことを身に付けて、一人でも多くの子どもがこわい思いをしなくて済むことを願います。柏警察署のみなさん、今日はありがとうございました。