日誌

6年 模擬選挙

6年生を対象に柏市選挙管理委員会主催の出前授業「模擬選挙」が行われました。



平成27年,公職選挙法改正により選挙権年齢が18歳に引き下げられました。
6年後には実際に選挙に行って投票をするということです。
ではなぜ選挙権が18歳に引き下げられたのでしょうか。
その理由のひとつとして「若者に,政治への関心をもたせる」ことがあります。
投票の体験をすることで,選挙を身近に感じ,将来有権者としての義務をしっかり果たせる人に育って欲しいと思います。
投票体験で使用する記載台,投票箱はなんと実際の投票で使われているものなのです。
「家族と投票所に行ったときに見たことがある!」
「はじめて本物をを見た!」
みんな興味深々です。
 
まずは,選挙の仕組みについて学習します。
1学期に社会の授業で学習したことと結びつながら聞いていました。

そしていよいよ投票体験。今回は「酒井根東市長」を決める選挙です。
演説を聞いて,どの候補者に投票するかを決めます。
演説の内容をしっかりと聞き比べて考えていました。
受付で整理券を渡し,投票用紙を受け取ります。
記載台で投票したい候補者の氏名を記入、、、
 
白紙,候補者ではない人の名前を書いた場合は全て無効となります。


そして投票箱に投票用紙を。
候補者の名前が見えないように半分に折って箱に入れていきますが,この投票用紙は特殊な紙でできているため箱の中に入れると自然と開くようになっているのです!!
開票の時間が楽しみですね。

開票の時間はみんなで投票箱を囲み,見守ります。
「本当に紙が開いている!」歓声があがりました。
枚数を自動で数える機械にも驚きましたね。あっという間に投票数がわかりました。



このように実際に見たり触ったり,体験したりすることで難しそうなことも身近に感じることができますね。
授業後のアンケートでは,「将来,絶対に選挙に行く!」「思っていたより難しくない!」「ニュースなどをみて政治について考えたい!」と前向きな感想をたくさん見ることができました。

今日のこの気持ちを忘れずに,立派な有権者になってくださいね。