今日の中原中(令和6年度)

企業教育研究会 合同授業

4月21日にNPO法人 企業教育研究会との合同授業を全校で行いました。

NPO法人企業教育研究会とは、企業の方とともに、その企業で活用できそうな知識や人材、学校現場からの必要性をもとに、生徒たちにとって最適な授業を開発しています。教育の専門集団「学校」と「企業」とのコラボレーションによって、企業だけでも学校だけでもつくることができない、より良い教育実践を教室に届けています。

 

今年卒業した3年生、現在の高校1年生の先輩方と3年間、総合的な学習の時間等で「発信力」を身に付けるというテーマで中原中と関わって下さっていました。

 

今年度からは、中原中全校で総合的な学習の時間等で関わっていただきます。

 

講師の方は、この企業教育研究会の事務局をつとめる市野敬介さんです。

「誰もが教育に貢献する社会」を目指して、学校・企業・生徒を結び、学校教育・家庭教育・地域教育の支援活動を行っています。また、ディベート甲子園の運営委員長であったり、大学の非常勤講師を務めたり、多岐にわたりご活躍されております。

 

今回の第1回の授業テーマは、「探求の入り口・社会課題の見つけ方」というテーマでした。

市野さん自身の経験や体験をもとに、あっという間の1時間の講義でした。

途中途中では、学年を越えた生徒同士の意見交換や発表などが織り交ぜられ、普段の授業とは違う時間を過ごすことができました。

このあと、中原中全体のルーブリック評価アンケートをとり、どのような資質・能力を磨いていくのかを検討していきます。普段の授業では身に付けるのが難しい「非認知能力」を習得していくのが狙いです。

 

2023年の前期は、『スライドづくりのコツ』を5月に教わります。そして、その知識を生かして、宿泊研修や校外学習に行き、「報告集会」を行う予定です。

 

後期は、ルーブリック評価アンケートをもとにどのような授業を進めていくのか、全校や各学年の状況や思いを汲みながら行ってまいります。