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保健室の前に教育相談箱があります。
相談したい人の欄には、保健の先生や教頭先生、校長先生などが書かれることが多いです。
鍵は生徒指導主任が管理しているので、児童は勝手に開けることはできません。
先日、「クラスの男子Aくんが廊下を走ったり、友達にいやなことをしています。先生が言っても
ききません。その子のせいで泣いている子もいます。クラスをすくってください。」という
内容が相談箱にあり、指名された私が相談者として動きます。
ここで大事なことは、「うけとめる」ということだと私は思っています。双方の言い分を聞く。何が嫌で
どうしてほしのか。どうなったらいい関係になれるのか。
もう一つ大事なことは、声をあげる児童をほめること、そして、行動に移す児童を大事にしたいことです。
楽しい学校は、自分たちで創り上げていくのです。そうすればするほど「自分の学校」になります。
学校の教職員が誰でも話を聞くよ、というメッセージは児童にとってきっと安心感を与えるだろうと思います。