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6年生は,明日からの土日で,日光に修学旅行に行ってきます。
昨年は日帰りだったので,宿泊で実施できることを,本当にうれしく思います。
2日間,6年生が元気に安全に過ごせるよう,しっかりと見守ってまいります。
さて,その「修学旅行」ですが,学校行事としての修学旅行の始まりは,明治時代に遡るとのことです。
1886年(明治19年)に,東京師範学校(現:筑波大学)が実施した「長途遠足」が起源であり,「修学旅行」
という名称も,同校が1886年中に独自に使用し始めたようです。
高度経済成長以前の家族旅行自体が稀であった時期は,修学旅行によって見聞を広めることが主な目的でした。
現在は,学習指導要領にも示されているとおり,「平素と異なる生活環境にあって,見聞を広め,自然や文化などに
親しむとともに,よりよい人間関係を築くなどの集団生活のあり方や公衆道徳などについての体験を積むこと」が,
修学旅行の目的になっています。
そのような観点から,世界遺産である日光東照宮や,華厳の滝等の日光の自然に触れ,日光街道をグループで散策
することは,子どもたちにとって,様々な学びや気づきがあると確信しています。
宿泊やグループ活動への不安を感じている児童もいると思いますので,できる限りのフォローをしながら,思い出に
残る2日間となるよう,寄り添ってまいります。