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最後の「柏市小中学校音楽発表会」

 今年で54回目となる標記の発表会が先週行われ、本校は金曜日(20日)の「Dブロック」に参加しました。

 歴史と伝統のある本発表会も今年で最後なのですが、最終日に参加したことで、幕を閉じる最後の瞬間に立ち会うことができました。

 会場の全員で「かしわハッピー」を歌った時は、目がウルっとしてしまいました。とても感慨深い瞬間でした。

 

 そのような発表会だったのですが、そのこと以上に、本校の演奏に感動しました。前日までに何度か通し練習に立ち会っていたのですが、本番は、これまでとは比較にならないくらい素晴らしい演奏でした。

 特に素晴らしかったのは次の3点です。

  ① 音の力強さ

     本校の部員数は40名強なので、決して多いわけではないのですが、一つ一つの楽器の音が重層的に

    重なり、会場中に力強く響き渡っていました。皆で奏でるハーモニーが心の奥まで響いてきて、子ども

    たちの成長とたくましさを感じました。

  ② 他校の演奏から学ぼうとする気持ち

     当日、本校も含め14校が演奏をしました。子どもたちは準備や片づけの関係で、4校の演奏を聞くことが

    できなかったのですが、中学生の演奏等に関して、口々に「ここが良かった。」「こんな楽器もあるんだ。」

    「次はこの曲を演奏してみたい。」等と語り合っていました。

  ③ 音楽に向き合う姿勢

     演奏そのものに加え、演奏が終わった瞬間に全員が静かにサッと立ち上がり、心を一つに礼をした瞬間も

    鳥肌が立ちました。最後まで集中していたことと音楽に真剣に向き合ってきたことの表れだと感じました。

 

 素晴らしい一日を過ごせたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。北小の子どもたちの底力を様々な場面で感じました。

 残念だったのは、部員全員で演奏できなかったことです。

 日を改めて、校内でということになってはしまうのですが、全員そろって演奏し、皆に聞いてもらえる機会を作りたいと思っています。

 

 最後に、当日の様子を一部写真でお伝えします。演奏中の様子は撮影できなかったので、昼食時の写真となります。ご容赦ください。