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2023年9月の記事一覧
エンジンを育てよう!
応援団の子どもたちが先生となり,今日は全校で応援グッズのうちわ作りをしました。
1年生の教室をのぞいてみましょう。
4年生2人が協力して,子どもたちに作り方を教えていました。
まあ,その姿の素晴らしいこと。
わかりやすい説明,優しい言葉がけ,丁寧な個別指導。
やる気になった時の子どもってすごいですね。
一生懸命1年生にうちわの作り方を教える4年生を見ていて,涙が出そうでした。
彼らは自ら応援団に立候補し,活躍の場をつかみとりました。
そして,活動の1つとして1年生にうちわの作り方を指導するという役割を得ました。
人は,自分で選んだものについては,力を注ぐことができます。子どもも同じです。
そして,その中で自信をつけ,次への意欲が心の中に湧き上がってきます。
自己決定→自己実現→自信→意欲ですね。
車に例えるならエンジン部分。
人として生きていく上でのエンジン部分を育てるのが小学校時代です。
しっかりとしたエンジンを育てるのには,
「自分で決めて・自分でがんばってみて・『自分はできる』と感じて・『次もがんばろう』と思う」
その繰り返しと積み重ねが必要です。
いくら知識があっても,いくら技能が高くても,いくら学歴が高くても,
しょぼいエンジンでは厳しい人生の坂道は登れないわけですね。(^^;
がんばる4年生を見ていて,大人になったこの子たちが,社会で活躍する姿が目に浮かぶようでした。
これが「つなひき」?(5,6年生)
5時間目。体育館から地鳴りのような歓声が聞こえてきました。
「なにごとだ!」と思い駆けつけてみると,5,6年生が運動会に向けて綱引きの練習をしていました。
しかし何かが変です。そう,綱を引っ張る方向が違うのです。
見てのとおり,中央に横たわっている綱めがけて両軍の子どもたちが駆け寄り,そのまま横に引っ張るという、新種の綱引きなんです。
引いているうちに,陣形はこんな感じになってきます。
どうすれば勝負が決するのか。それは…
それぞれ自陣には旗が2本立っています。(本番は3本らしいです)
自陣に綱を引き寄せ,旗を1本でもつかみ取れば「勝ち」となります。こんな感じですね。
綱のどこをねらうか,どこを守るか,この綱引きは頭脳戦です。
旗を取られそうなら,応援に駆け付けなければいけません。
そこがおもしろい!
そりゃあ,歓声も上がるわけです。
ひそひそと作戦を練る子どもたち。中には頑張りすぎて足がつった子どもも…。
(あそこをねらえばいいんじゃない…) (だいじょうぶか?おれが足を引っ張ってやる!)
今日は白組の圧勝でした。赤組も惜しいところまではいったんですけどね,こんな風に。
さてさて,本番はどうなることやら。
応援席からも,熱い声援が送られることでしょう。
保護者の皆さんもお楽しみに!!
かっこよく踊ろう!南中ソーラン(3・4年生)
3・4年生は,運動会の表現運動で「南中ソーラン」を披露します。
「南中ソーラン」は動きも激しく,とても難しい踊り。
先生から「腰を落として!」などとアドバイスをもらうと,
みんなしっかり注意しながら,一生懸命に練習しています。
暑い体育館。休憩や水分補給の時間をこまめにとりながら,
みんな元気に踊れるように,注意しながら頑張っています!
まだ練習2回目にもかかわらず,ほぼ最後まで通すことができました!
なんてやる気のある3.4年生!
汗を流しながら,一生懸命に練習する姿はキラキラしています。
完成が本当に楽しみです♪
社会科見学へ!(4年生)
2学期が始まり,早々に社会科見学へ行った4年生。
台風が来ているあいにくの天気でしたが,
「バスで行くから平気だよね~」
と,元気いっぱい出発しました。
今回はクラス毎スケジュールが違う中,
それぞれクリーンセンター,リサイクルプラザへ!
回収されてきた資源品を見学する様子。
資源品を分別する様子を見ながら,家庭でできることを職員の方から話を聴く様子。
特大クレーンの模型を見て,「うわ~でっかい!」と大興奮の様子。
窓から見える景色は緑がいっぱい。
クリーンセンターは環境に配慮して作られているということを実感できたかな?
2学期の最初の社会科で,「ごみの処理と利用」を学習しているので,
「燃えるゴミ」「資源品」がどのように処理され,利用されているのかを
学習するために行きました。
実際に処理の様子を見たり,職員の方に話を聴くことで,
より興味を持って学習に取り組もうとする気持ちになったようです。
これからの社会科の学習や,総合的な学習の時間の新聞作りに
今回の社会科見学で学んだことを生かしていってくださいね!
運動会は誰のもの?
この記事を読まれている読者の方は,子ども時代「運動会」はお好きでしたか?
私はどちらかというと嫌いでした。先生に叱られ,怒鳴られ,注意されながらの練習が大嫌いだったからです。
「見せるための運動会」のために,自分たちは「動かされているだけ」という気がしました。
運動会は誰のためのものなのでしょう。もちろん,子どもたちのためのものです。
今年の運動会,体育主任の先生を中心に,その根本から練り直しました。
① 子どもたちが目的意識を持ち,主体的に活動(練習)に参加する。
② 集団として取り組むことの大切さや充実感を子どもたちが味わう。
③ 互いに応援し合い高め合う中で,運動会全体を通じて子どもたちが主体的に参加できる活動とする。
そんなコンセプトをもって,練習がスタートしました。
さて,その様子をのぞいてみましょう。
まずは子どもたちの紅白分けからスタートです。一人一人の走力測定をします。
リレー選手もこの結果から決まるので,みな真剣です!
自分たちたちのための運動会を作り上げるために,全校児童の中心となるのが「運動会本部」のメンバーです。
児童会役員に高学年の各クラスの代表者が加わり,総勢14名の精鋭たちです。
1学期末から活動を始め,今日は「運動会のスローガン」について協議を重ねていました。
校庭では紅白応援団の練習が始まりました。
さっそく大きな声で練習を始めている赤組。一つひとつの動きを確認・意見交換しながら慎重に練習を進める白組。
進め方にも個性があっていいですね。
共通しているのは,練習の中心には6年生の応援団長がドンと構えていること。
担当の先生はというと…。いたいた。遠巻きに見守っていました。
教師の指示・支援は最小限に収めようとしているようです。
次は,表現運動の練習です。
1,2年生のダンスはのりのりのアップテンポ。
今年は夏休み中から子どもたちが動画を見ながら練習できる手立てを講じていたため,
始業式早々「私,もう踊れるよ!!」と準備万端整っている子どももいました。
みんな楽しそう。
3,4年生は民舞です。今日は講師の先生をお招きして,民舞の極意を伝授してもらったようです。
楽しかったのでしょうね。へとへとのはずなのに,休み時間も自主練習に励む子どもたちもいました。
そして,5,6年生は…。私,こうした表現運動は初めて見ました。
フラッグを使ったマスゲームです。
青い旗を一斉に振ったり,時間差で振ったり…。
動きもさることながら,フラッグを振った時に出る旗の音がかっこいいんです。
動きが揃った時の爽快感は格別だろうと思います。
すみません,何だか長い記事になってしまいました。(^^;
とにかく,子どもたちは運動会に向けて楽しく準備を進めています。
本番当日は,保護者の皆さまにも応援に参加していただきます。
詳細はまた今度。大声を出す練習をしておいてくださいね!(^^)/
最後の写真は,朝礼台に鎮座している「暑さ指数計」です。
健康と安全が一番なので,指数が31℃を超えたら,練習は行いません。