四中日記 令和4年度

骨の形成は10代のうちに完了!

  

 先日の家庭科で「食育」についての授業が行われました。「食育」では、子供たちが生涯にわたって健やかに生きていくことができるよう、栄養バランスや食の重要性、食の安全、マナー等を学んでいきます。

 この授業で栄養バンスについてメインで話をしてくれたのは本校栄養士の駒形先生です。特に強調されていたのは「カルシウム摂取の重要性」でした。資料から、「骨の形成は10代のうちに完了する」こと、「現代の中学生はカルシウムが大幅に不足しており、将来(70代頃)3人から4人に一人は骨粗しょう症になる」可能性があること等を読み取った上で、カレーに合うメニュー作りをしました。

 また、この授業に先立って行われたアンケートからは、「カルシウムが多く入っている食材が好きではない」とか、「給食では減らして食べている」という生徒がいることもわかりました。骨はほぼ20歳までに完成するとのことを考えると、給食を残さずに食べることだけでなく、家庭においても、しっかりとカルシウムを摂取する等、将来を見すえて食生活をして欲しいと思いました。2年生は全員がこの授業を行っていますので、たまにはお子さんたちと「食」について話題にしてみてはいかがでしょうか。(文責 飯田)

持久走が始まりました。

      

      

                      (持久走の様子)

 寒さが一段と厳しくなってきました。そのような中、今週から体育の授業で「持久走」が始まりました。

 持久走は、友達と競い合う側面もありますが、自分の持久力の伸びや苦しさに負けない強い心にチャレンジする運動という側面があると思います。

 長い距離を走ることはつらい部分もありますが、それを乗り越えた先に自分のめあてを達成できた喜びやそれに挑んだ清々しさがあります。
 また、持久走は走った分だけ自分に返ってくる、伸びを実感できる運動でもあります。友達との競走だけではありません。この持久走を通して、自分の目標にチャレンジする姿勢を大切にしてほしいと思います。(文責宮下)

 

薬物乱用防止&非行防止教室

 11月29日、本校体育館にて、少年問題アナリストである上條理恵先生をお迎えして「薬物乱用防止&非行防止教室」を実施しました。

前半の「薬物乱用防止」についてでは、次のような内容を話してくださいました。

〇薬物は依存性があり、一度でも手を出すと抜け出せなくなる。薬物に手を出すことは、自分の命を縮めることであ 

 る。誘われたら「断る」「逃げる=警察に知らせる」こと。

〇薬物には絶対に近づかないこと。飲料に入れられ、知らないうちに摂取させられることもある。

〇薬物の第一歩は喫煙である。

〇薬物で一番多いのは大麻である。大麻は決して軽い薬物ではない。やめたくてもやめられない。

〇最近(本年度夏休み明け頃から)、柏駅東口のダブルデッキの治安が悪化しているので注意すること。

 後半は「SNS利用の留意点」についてでした。講演内容の主なものは次の通りです。

  〇SNSは世界の悪い人とつながっていると思うこと。

  〇SNSで知り合った人に、絶対に会いにいってはダメ。

  〇言葉の暴力に気を付けること。(SNSの文字が人を苦しめることがある。SNSの書き込みによって人が命を落と  

   すこともある。一度書いたものは消すことができない。)

  〇個人情報を載せなくても、画像に映り込んだ部分から個人や住所等を特定されることもある。裸の写真を載せる

   等、非常識な言動をアップするのもダメ。

  〇ネットいじめ、仲間外れは絶対にしない。

 以上、内容をかいつまんで掲載しました。45分間の講演はあっという間に感じました。生徒たちも集中して聞き入っていました。週末等、ぜひ家族で話題にしてみてください。(文責 飯田)

青少協「音楽の集い」♪

  

「魔女の宅急便メドレー」「蒼天の鳥たち」の2曲を披露してくれました。さすが中学生!という演奏でした。

11月12日(土)本校体育館で3年ぶりの青少協「音楽の集い」が開催されました。名戸ケ谷小(器楽部)、柏八小(吹奏楽部)の演奏に続き、柏四中(吹奏楽部)の生徒たちの演奏を聴くことができました。小学生のかわいらしさとは一転、さすが中学生と思わせる圧巻の演奏でした。コロナ禍で地域の方にお聴かせできなかったのが残念です。

小中学生の演奏後は、「柏第四地区青少協のうた」『ブロッサム』の曲披露がありました。この曲は四中卒業生である作曲家(前増尾西小校長)田嶋勉先生が青少協前会長木村さんの依頼で作曲してくださり、当時名戸ケ谷小の校長であった笹間ひろみ先生が詩をつけてくださり完成したものです。青少協ではなかなかお披露目の機会がなく、今回の集いに合わせて皆様に聴いていただくことになりました。

  

パーカッション担当は、行ったり来たりと大変そうでした。        花束贈呈。画像一番左側が笹間先生、奥が田嶋先生。

この集い自体は90分間位のものですが、生徒たちにとっては、保護者の皆さんに聴いていただける貴重な発表の場となりましたし、小学生の頃からの成長を確認できる場にもなったのではないかと思います。

この集い開催前には、青少協の方々及び田嶋先生に来校いただき、『ブロッサム』の歌練習を2度行いました(私も参加させていただきました)。企画の中心になった米倉さんには幾度となく打ち合わせに来ていただきました。これらのことで、学校と地域とのつながりを確認し、より強い結びつきにすることができました。皆さんと話をしていて言葉の端々に感じたのは、「四中学区の児童生徒の成長を見守り、支援し、励まし、力になっていきたい。」との強い思いでした。校長としては大変心強く、ありがたく思いました。今後も皆様とのつながりを大切にしつつ、四中生の成長を促していきたいと思います。(文責 飯田)

冬の足音が聞こえてきました。

 

(生徒の下校時の様子)

 

 少しずつ冬の足音が聞こえてきました。11月も中盤となり、日の入りの時刻が早くなりました。

 本校の11月からの完全下校時刻は16:30となっていますが、それでも生徒の下校の頃には薄暗くなっています。そのためできるだけ明るい道路を選んで通行することや、暗がりを避けて、一人にならないように気を付けて下校することが大切になります。本校の教員も校門付近での見送りや、パトロールを実施しています。

 また気温の変化も激しいため、衣服の調節等で体温管理を行ってほしいと思います。(文責宮下)