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2023年5月の記事一覧
永遠の愛
多くの人が毎日のように見ているであろう「ご飯(米)」。頻繁に目に
しているにもかかわらず、絵に描いてと言われれば上手く再現できない
ように思います。しかし、3年生の廊下に掲示されている、自分を表現
するマイアイコンには、とても巧みに米粒を表現する作品があります。
昨年度も寿司のアイコンを描いていましたが、マグロの筋の1つ1つまで
より繊細に描写できるように成長しているように感じました。寿司という
無機物にここまでの躍動感とカッコよさを与えることが出来るのも、月日
が経とうとも薄れることの無い愛がなせる業ではないでしょうか。
他にも見事な色使いをしている作品がたくさんあり、3年生の表現する
技量の高さがうかがえます。
柔らかい頭
2年生の社会科の授業では、電力供給や少子高齢化など、日本の未来
を左右するほど重要な課題について考えています。危険というイメージ
がある原子力発電についても、生徒達は一概に否定することはせず、
コストパフォーマンスの良さや二酸化炭素の排出量が少ないといった
メリットも考慮して、どんな選択肢がより良いのかを考えていました。
人口ピラミッドのグラフを使った授業でも、高齢者が多い日本のグラフ
の問題点もたくさん挙げていましたが、長寿なのは福祉制度がしっかり
している証拠という前向きな意見も出ていました。
1つの物事を色々な角度から見れる生徒達であれば、想像もできない
ようなアイディアで日本を救ってくれるかもしれません。
まだ春
理科の授業で春の草花を探す1年生は、テニスコートの隅やレンガの隙間
など、三中の校庭を目を凝らしながら徹底的に散策しています。探すだけ
であれば、小学校の生活科の授業でも習っていそうですが、理科の授業では
植物の構造を調べるところまで踏み入ります。つつじの雄しべや雌しべも
しっかりと本数を数え、かなり細かいアブラナの花びらもピンセットで1つ
ずつつまみながら丁寧にセロハンテープにくっつけていました。技能教科
ではありませんが、生徒達の手先の器用さが光っていました。
顕微鏡を使う菜の花学級でも、春の風物詩「つくし」の胞子を見ています。
呼吸に含まれる僅かな水分に反応して胞子が縮む様子を観察している時には
一同大興奮していました。
和気あいあい
本日はお忙しい中、部活動保護者会のために学校へお越しいただき
ありがとうございました。生徒達が活き活きと部活動に打ち込める
のも、学校に協力してくださる保護者の方々のお力があってのこと
と再確認した思いです。
保護者会の裏で活動する1年生達は、主に基礎的な練習をしていました。
小学校よりもゴールの位置がグンと高くなったバスケットボール部や、
経験者は多くないであろうテニス部など、慣れない動作に失敗する
場面も見られますが、それでも挑戦を続ける姿からは溢れんばかりの
やる気を感じ取ることが出来ます。
保護者会が終わった後には、活動する様子を手を振りながら見守ったり
一緒に下校する様子が見られたりと、ご家庭での様子の一部を覗かせ
ていただいたような思いになりました。
(保護者用ページの部活動のページを更新しました)
取扱い注意
ネットニュースで「Youtuberの○○に批判殺到」というような一面を見かける
ことがあります。政治家でもない一般人の発言に批判が集まるというのは、
10年くらい前であれば考えられない事のようにも思います。SNSの発達に
より、誰でも簡単に全世界へとメッセージを発信が出来るようになったと
同時に、誰でも全世界から批判の声を浴びる危険性も高まったということ
でしょうか?
本日は、生徒達にとっても他人事ではないSNSの扱いについて、柏市少年
補導センターの方を講師にお招きして講演をしていただきました。生徒達
も活用しているであろうLINEを発端とした人間関係の悪化や、スマートフォン
ゲームでの金銭トラブルなど、使い方を間違えれば自分達にも同じ問題が
発生しかねない事例が紹介され、生徒達もSNSの使い方について今一度考える
良い機会となったのではないでしょうか?
集会は3学年に分かれて行われ、講師の先生には生徒達の発達段階に応じて
僅かに内容を変えた講演を3回も実施していただきました。お忙しいところ
細かい配慮のされた講演をしていただきありがとうございました。