2025年7月の記事一覧

　校舎の３階を歩いていてふと窓の外を見下ろしたところ、特別支援学級の生徒たちが育てた向日葵（ヒマワリ）が立派に成長し、花を咲かせていました。

　この写真を撮ったのですが、どれほど立派かわからないので、校舎の裏に出て撮影してみました。

　多少は立派さが伝わるかもしれませんが、まだまだ迫力が伝わりません。これならばいかがでしょう？

　この向日葵、３メートルを優に超える高さまで成長し、花を咲かせています。おそらくバスケットボールでダンクシュートはできても、この花のてっぺんには届かないという人がいるはずです。向日葵の成長、驚くばかりです。

　向日葵がここまで大きく成長できたのは、生徒たちがしっかりお世話をしたからです。春、種を植えてから、今日までの成果です。

　人間の成長はこんなに速いものではありません。それでも、生徒たちはこの向日葵のように着実に成長しているのではないかと思います。あっという間に大きくなったでさえ、目に見える速さで成長したわけではありません。人間ならばなおさらです。

　子どもたちはまだ成長過程の半ばにすらたどり着いていません。花を咲かせ、実を結ぶのはまだまだ先の話です。適切に水や肥料を与え、もしも病気になったら適切に治療してやり･･････

　大切なのは、日々の見守り。些細な変化を見落とすことなく適切に対応すること。支援学級の畑から、大切なことが学んた気がしました。