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侮れないひと手間

1年生が家庭科の調理実習で中華風春雨サラダを作っています。

具材の人参は生で食べると少し硬いイメージがありますが、皮を

むいたり薄くスライスしたりという生徒達のひと手間により、

加熱せずとも食べやすそうな一品へと変貌を遂げます。

自家製ドレッシングも、大さじから溢れたゴマをすりきりべらで

払い落とし、キッチリ15gの分量を計量。レシピを寸分の狂い

もなく守ろうとするこだわりを持って作っています。

ちょっとしたひと手間が積み重なった1品は絶品のようで、給食後

に調理実習をしたクラスでも箸が進んでいるように見えました。

室内とはいえ水道水ややや冷たいですが、片付けの食器洗いなども

生徒達は怯むことなくテキパキと進めていきます。班員たちの見事

な連携のおかげか、調理実習は時間に余裕をもって終了。余った時間に

ちょっとしたナゾナゾ大会を開くほどの余裕っぷりでした。