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活動の様子(R04年度)
夫婦円満のコツを勉強する時代
黒板に「男女共同参画社会」のワードを目にすると、公民の授業
をしているかと思いそうですが、実際に登場していたのは1年生
の家庭科の授業でした。
「男性は仕事。女性は家事育児」という固定概念をくつがえすべく
家庭で出来る家事の分担について考える1年生。授業が発展すると
「新婚の夫婦が家事と仕事を両立しつつ、自由な時間を作るには
どうすればよいか?」という題目で新婚生活をシミュレーション
していました。まだアルバイトも出来ない年齢でありながら、女性
の社会進出と新婚生活を真剣に考えていました。
3年生は更に発展し、結婚後に子どもが生まれたことを見越して、
幼児の視野を体験していました。幼児視野体験メガネという、子ども
の視野を体験出来るメガネを付け、身長もしっかりと100㎝に調整
すれば気分はすっかり幼児そのもの。毎日過ごす教室を少し違う視点
で大冒険していました。
この年齢から家事と育児についてここまで勉強しているのならば、
生徒達には家庭円満な未来が待っていそうです。