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活動の様子(R04年度)

注文の多い応援合戦

3年生にして、中学校生活初の体育祭に臨む3年生の応援団。

記念すべき活動初日である本日は、30分ほど応援合戦について

説明がありましたが、全員が集中して話を聞いている様子からは

軒並みならぬやる気が感じられました。

説明の内容には「ソーシャルディスタンスに配慮する」「応援席

の声出し禁止」「全校生徒が覚えやすい内容にする」等々、応援

団の初心者に要求するには酷なようにも思えるほどの注文があり

ました。制限のある演出しか出来ないような状況ですが、応援団

の中には不満を漏らしているような様子は一切なく、どうすれば

体育祭を盛り上げることが出来るか協力して考えていました。

活動初日にしてこれほどまでの団結力を見せてくれる3年生の

応援団であれば、十分とは言えない練習期間の中でも、全校生徒

を惹きつけてやまないパフォーマンスを完成させてくれるのでは

ないでしょうか?

 

 

鼓舞

夏休みも残り1週間ほどとなりました。学生であれば「夏休みが終わってしまう・・・」

と落ち込んでしまっても不思議ではなさそうですが、2学期の体育祭に向けて練習をする

吹奏楽の様子を見ると、新学期に対する希望しか無いように思えてしまいます。

校舎に鳴り響く勇ましいメロディーは、学校に来ている生徒だけでなく教員にまで、

無差別に元気をばらまいているといっても過言ではなさそうです。

打つべし

9時頃の卓球部は、卓球台を挟んでラリーをしていました。

少し時間が経過した11時頃にも同じような練習をしており、

2時間近く打ち続ける集中力は凄まじいの一言です。

しかし、よくよく見ると、9時頃はバックハンドしか使って

いなかった1年生が、11時頃にはフォアハンドでラリーを

していました。がむしゃらに打ち続けるだけでなく、自身の

技術の向上を考えながら練習をしているようでした。

2年生は、練習を見に来た卒業生と激しいラリーを繰り広げ

ています。少しでも甘い球を打とうものなら剛速球が返って

くる、一瞬の油断が命取りとなるような練習試合でした。

3年連続県大会に出場してきた先輩達に負けないという意識

が日頃の練習からにじみ出ていました。

 

まるで洋画のワンシーン

昨日から部活動も再開され、夏休みもいよいよ後半を迎えています。

校内では、英語のスピーチコンテストに出場する生徒がALTの教員も

交えて練習しており、学校に少しずつ活気が戻ってきているように

思います。

4分ほどのスピーチを原稿を読まずにスラスラと流す様子からは、

想像を絶するほどの練習をしていることがうかがい知れました。

スピーチが終わり、ALTの教員がアドバイスをしていましたが、

その際は容赦なく英語を使ってきます。並みのリスニング力で

あれば、アドバイスがアドバイスにならないところですが、ALT

の教員と完璧に意思疎通していました。コンテストに参加する生徒

が英文を暗記しているだけでなく、確かな英語力を身に付けている

と確信できた瞬間でした。

なんでも相談室

白っぽい砂利からの照り返しにより、目を開けるのも辛いグランド

ですが、サッカー部は一瞬の油断も許されないような激しい1対1

の練習をしています。チームメートであろうとも手加減していなそうな

体のぶつかり合いは、サッカー部の向上心の高さを表していると言って

も良さそうです。

がむしゃらに熱くプレーをしているように見えますが、今日は室内で

サッカーノートを書き、自らのパフォーマンス向上について考えて

いました。全部埋めるだけでも難しいと思われる「マンダラート」

にも一切の空欄は無し。そこからさらに発展し、具体的な目的達成

の手段まで考えていました。

各々の課題を共通理解する場面では、相手に当たり負けしない体の

使い方などのサッカーの知識は勿論、強い体を作る食事のとり方と

いった家庭科の知識。大勢の場面で緊張しない方法といった、お悩み

相談教室のような内容まで、顧問の教員を交えて会議をしていました。

休憩も練習

8月に入ると総体もほとんどが終わりを迎えているため、

運動部で3年生を見かける機会が減っていますが、柏市

の選抜チームや県のセレクションに声がかかっている

野球部の3年生は、新チームに混ざり汗を流しています。

県大会に出場したチームの代表として、新たなチームでも

大活躍し、更なるチャンスをつかみ取ってほしいですね。

様々な部で、先輩達に追いつこうと練習をしていますが

陸上部では休憩の仕方まで細かいチェックが入っていました。

万全のコンディションを整える力も、選手に求められる

能力の1つということでしょうか。

 

愛に応える者達

菜の花学級が育てている野菜たちですが、夏休み中も人知れず

成長しています。スイカは学校のフェンスを飛び越えた側溝の

中やフェンスに巻き付いたツタから果実を実らせ、ズッキーニは

まるでアマゾンに生息する植物かと思わんばかりに巨大化して

います。

ここまでぐんぐんと成長するのも、土づくりや除草作業など、

地道な作業で愛情を注いだ賜物と言えるのではないでしょうか。

 

待ちきれない

6月初旬から輝秋祭への発表に向け、他の部活動の活動風景を撮影

していたコンピューター部。動画の編集も続々と完了しているようで、

見せてほしいとお願いすると、秘密事項ですと断られてしまいました。

内容を探るため、こんな編集をしているのでは?と質問をすると、

「それは昨年度やったので、やりません!!」との回答。同じネタ

を繰り返さないプロ意識の高さと、自分が安直に思いつく発想の遥か

先を行っているであろう企画構成力にはただただ感心するばかりです。

動画作成以外の活動では、1年生を歓迎する会の部活動紹介の中でも

出て来た「寿司タイピング」に没頭する生徒がいます。部活動紹介では

「得をするだけでも難しい」と評された寿司タイピングですが、1年生

にして既に3,840円も得をしていました。結果を確認するや否や、

間髪入れずに再挑戦する向上心の高さも素晴らしいです。

今や小学1年生の授業でも登場するプログラミングですが、コンピュータ

部の組むプログラミングの複雑さは、授業とは一線を画しています。

キャラクターが上下に揺れる動きをするだけでも、デスクトップの画面に

入りきらないほど膨大な量の命令を出す必要があるそうです。ボーっと

しながらでは作れないと断言できるプログラミングからは、作成者の

集中力と思考力の高さがうかがい知れました。

 

破戒

4月18日の記事で紹介した通り、緑豊かな柏三中は雑草まで

物凄い勢いで成長します。自らの練習場所が雑草に囲まれている

ソフトテニス部は、雑草を抜き、グリーンサンドを撒いてコート

を大掃除していました。暑い中真剣に作業をする姿からは、部活

の時にも「五箇条の御清掃」を意識しているのではないかと思って

しまいます。

そんな真面目なソフトテニス部ですが、練習試合の反省として

「身体と心を整える 試合検証シート」を書いている時には、

三中鉄の掟である「三中トラブル回避術~いじめ根絶宣言~

に反する「自分がされて嫌なことを相手にできたか」に高得点

を付けています。勝負の際には心を鬼にすることの出来る、

気持ちの切り替えの早いソフトテニス部。ノーサイドの精神が

求められるスポーツの世界に適した生徒達と言えそうです。

爽やかな1日

雨の降る音が、少々早すぎるものの目覚まし時計の代わりとなった今朝。

車での通勤ですら億劫になるほどの土砂降りでしたが、大切な勝負を目前

にしている陸上部と野球部は学校に来て練習をしています。

陸上部はラダーを使ったトレーニングで体の使い方を最終確認。湿度が

高く、じっとしているだけで嫌な汗をかく環境ですが、体がなまらない

で疲労もたまらない絶妙な加減の運動をしていました。練習の最後には

千葉県強化指定選手合同合宿のコーチに任命されるほどの名将である陸上

部顧問から「雨はチャンス」との話が。球技などとは違い、数字として

残る記録がある分、競う相手との勝負の行方が予想しやすい陸上競技。

大会ではチャレンジャーとして挑むことになる生徒達ですが、雨の日でも

ベストコンディションを出す方法を知っていれば、トップとの差が縮まる

とのことでした。

陸上部と同じく、野球部も基礎的な練習で体をあたためています。3年生

と後輩がペアになって練習をしていると、3年生が後輩へとアドバイスを

おくる場面がありました。7月21日の記事と内容が重複しますが、相変

わらず気配りを忘れない野球部の生徒達。見ているだけで気持ちのよくなる

野球部の爽やかさは、朝から続く嫌な蒸し暑さを忘れさせてくれるほどです。