教職員課

お知らせ

柏市の学校における働き方改革に係る取組状況

 昨今,教員の長時間勤務が問題となっていますが,千葉県では,教員の業務軽減をねらいとし,『教員業務支援員配置事業』(スクール・サポート・スタッフ配置事業)により,働き方改革を推進しています。

 そこで,柏市におけるスクール・サポート・スタッフ配置事業の活用状況や配置状況について紹介します。

 

1.各学校でのスクール・サポート・スタッフの活用状況

依頼業務     各学校での活用例           活用による効果
資料印刷

・学習プリントの印刷

・会議資料の印刷綴じこみ

・印刷時間が無くなることで,教材研究や児童の成果物の確認ができるようになった
資料配布

・印刷した文書を学級別に

 整理して配布

・児童生徒全員分となると大量の印刷物があり,仕分けがなくなるだけでも,子どもと向き合う時間が増えた。
簡単な採点

・小テストの採点

・ドリル・プリントの丸付け

・今までは,休み時間や子どもの作業中に行っていたが,子どもと遊んだり,ノートにコメントしたりできるようになった。
提出物の確認

・文書の整理,電子データ化

・アンケート等の準備・集計

・毎月の集金確認・計算

・文書・提出物の整理を手伝ってもらい,事務作業量が軽減した。
会計事務補助

・会計業務

・校納金や学年会計などを手伝ってもらい,事務作業量が軽減した。
その他

・全体に係る掲示物の作成

・生徒の作品の掲示

・一学級分だけでも30~40個あるので,掲示を手伝ってもらえるだけでもとても助かる。

 

2.配置状況(R6.10月時点)

配置校数 柏市立小中学校のうち 61校

今後,63校全校に配置していけるよう県に要望してまいります。

 

第6回 事務職員研修会

 12月17日(火)に,6回目の『小中学校事務職員研修会』を行いました。
 今回の研修内容は,服務事務に関して「服務関係法規」と「所長訪問指導事項」という演題で,教職員課の青木統括リーダーが講師として講演を行いました。以前,服務について研修したことでわからなかった点を中心に研修しました。また,教育事務所の所長訪問時における指導事項について,一つ一つ確認しながら共通理解を図りました。

    
 講義の後は,企画運営への参画に関することとして,学校組織マネジメントをテーマに,「自己評価表・研修計画について」,グループ討議を行いました。

第5回 事務職員研修会

 10月29日(火)に,5回目の『小中学校事務職員研修会』を行いました。
 今回の研修内容は,「企画運営への参画に関すること」の学校組織マネジメントをテーマに「事務職員の資質能力自己評価表について」という演題で,千事研研究部長 印西市立原小学校の内藤副主査を講師に,講演していただきました。「資質能力自己評価表」や「研修計画書」,「事務職員の職務における各ライフステージの到達目標と主な研修項目」等の資料をもとにお話をいただきました。
    
 講演の後は,休憩をはさんで研修部から,第3次中期研修計画(中間報告)について報告を行いました。                                
 報告が終わると,学校財務室の関根室長から,「徴収金・会計・年度末の伝票処理」について指導がありました。

不祥事根絶研修会

 7月18日(木)から8月21日(水)を主に,『不祥事根絶研修会』を中学校区を中心に市教委の管理主事や指導主事が講師となって実施しました。今回は,「明るい未来へ」という題名で,不祥事に関すること,モラールに関すること,働き方改革に関すること等について,ワークシートも用いながら研修を行いました。特に職場環境の見直しと改善や教職員の意識を高めることに重点を置いて,お互いの意見を聞きながら研修を進めました。

モラールアップ委員会代表者会議

 7月23日(火)に,『モラールアップ委員会代表者会議』を行いました。今年度は,「働き方改革によるモラールアップ」をテーマとし,柏市と協定を結んで働き方改革に協力していただいている(株)ARROWSの皆様をお招きし,会議を行いました。
 各学校からのアンケート結果をもとにそれぞれの課題を洗い出した後,課題ごとにグループを作って話し合い,各学校の2学期からの取り組みについて考え,模造紙にまとめました。参加者は,同じテーマについて考えを出し合い,他校の取り組みに熱心に耳を傾け,メモを取っていました。