中秋の名月

 秋の夜空は澄み渡っていて、月がいちばんきれいに見えることから、「中秋の名月」と呼ばれ、お月見イベントが平安貴族の間で広がりました。ちなみに「十五夜」は、旧暦の8月15日の夜を指しますが、現在は新暦になったことで、十五夜の日は毎年変わるそうです。
 この十五夜の日に、団子を供える習慣が定着したのは江戸時代から。十五夜が穀物(お米)の収穫時期に重なっていたため、お米の粉で月に見立てて作った団子を供え、お米が無事に収穫できたことに感謝し、次の年の豊作を祈願しました。これは当時、月が信仰の対象であり、月神である月読命(つくよみのみこと)が農耕の神でもあったためといわれています。
 団子をピラミッド型に積み上げていくのは、最上部を天に向けることで、月見団子を通して、収穫の感謝、祈願の気持ちを月まで届かせようという意図からです。また当時の人は、供えた月見団子をいただくことで、月の力を分けてもらい、健康と幸せを得ることができると信じていました。(引用:ごはん彩々HP)

今日の旭小学校の給食メニューの中にも「お月見団子」がでました。子ども達は,朝から楽しみにしていて「今日は満月だから,お団子が楽しみ!」と話していました。

給食だけでなく,学校の職員玄関も秋に模様替えです。今日のお月見(満月)の雰囲気を演出しました。

お天気も良さそうですので,きれいな月が見える事と思います。(校長 小田川)