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東日本大震災から13年 ~3.11に思いをよせて~
未曾有の被害をもたらした東日本大震災から13年。
その記憶は,今年1月に能登半島で生じた大震災の被害の現状にも重なります。
あらためて東日本大震災の犠牲になられた方々,親しい方を亡くされた皆さまに,そして今,この時にも大変な災禍の中におられる能登北陸の皆さまに、心からのお見舞いを申し上げます。
今日は,全校児童で1分間の黙とう捧げ,故人や犠牲者のご冥福をお祈りしました。
東日本大震災からの十余年を振り返ると,日本の各地ではさまざまな災害が頻発するようになりました。
災害大国である日本に住む以上,被災経験の有無にかかわらず,誰もが「自分事」として受け止めることが大切です。 被災地では,大人も子どもも互いに手を取り合い,自分に何ができるかを考え立ち向かっています。
もう元には戻せないものがあるなかで,どうすれば「よりよく なるか」。それは,まさにこれからの時代に求められる力であり,みんなが学ぶべきことだといえます。
地震は「いつ起きてもおかしくない」といわれています。
最近は,千葉県でも地震が頻発しています。学校でもそして家庭でもその備えをしておくことが必要なのではないでしょうか。
物の備えや,連絡先の確認などは必須ですが,「思いやり」もその中の一つです。
大災害が起こった時,物や水が無くなり,通信手段が遮断され・・・
そんな中で大切なのは、やはり相手を「思いやる心」だと思います
13年前の東日本大震災の時に,このCMで繰り返し流れていました。
「こころ」は誰にも見えないけれど
「こころづかい」は見える
「思い」は見えないけれど
「思いやり」は誰にでも見える
この言葉は,今でも心に響いています。
人と人とがあたたかい心,やさしい思いやりで繋がれるように,家庭・地域・学校での絆を今後も大切にしていきたいと思います。(校長 小田川)