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袖ヶ浦市の教務主任会が学校視察に来ました。

袖ヶ浦市の教務主任会の先生方が、土小学校のオーセンティックな学び=本物の学びという学習で、学校の教育を進めていることについて視察に来てくださいました。

 

学校の説明をした後、3時間目の授業を見に校内をぐるりと歩いて視察してもらいました。2年生の教室では、算数ランドでかけ算の問題を出し合って楽しんでいる子供たちを・・・。1年生で経験した土っ子ランドを元に、2年生の算数の時間も最後はお互いに問題出し合って楽しもう!という目標をもって、かけ算をがんばって学んでいく、という仕掛けです。

 

計算はできても、実際の場面で使えないということが多いのですが、子供たちの問題は日常的に目にするものを問題にしていて、ロッカーの数を計算したり、乾電池の数を計算したり、なかなかいろいろなところにあるかけ算を持ってきていました。

その後、3年生の「ヤクルトオンライン工場見学」の授業を参観しました。本物に学ぶことが一番子供たちにとってはよいことです。工場見学も実際に行く以上にオンラインの方が工場の中の中まで見ることができます。ヤクルトから、社員の方が教室に来てくださり、福島工場とオンラインでつないでの見学です。

 

その後は、6年生の教室で土地域のツアーで紹介する内容を、まったく土地区を知らない袖ヶ浦の先生方に聞いていただきました。土小観光協会という依頼を受けて、調べて、まとめて表現する姿を見ていただきました。

 

 

土小学区や学校のことが、あっという間によくわかったという感想をいただきました。バスを萬福寺の駐車場を借りて止めさせていただいたのですが、お寺と学校の関係もわかったり、百年桜、そして伝わる民話のこと、もっと聞きたいという感想を残してくださいました。

土小学校での教育活動は、今の学習指導要領に書かれていることの通りにやっている。それが実現できていることの、当たり前の凄さが印象に残り、どこの学校でもやっていかなければならないということを残して、お帰りになられました。子供の姿にオーセンティックな学びが生きていることを外部の方に見えていただけてことは光栄でした。