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校内授業研究会 2回目を行いました

教員にとって授業は一丁目一番地の仕事です。その授業も10年前と同じ授業をしていては、本当の意味での学力=子供たちの社会を生き抜く力を育てることはできません。土小学校では全員の先生が授業研究を行いながら、それぞれの先生が探究型の学びや地域と一体となった総合的な学びを理解し、子供たちへの授業内容を刷新していくようにしています。

今日は2回めの校内授業研究の日でした。授業を展開したのは、1年・3年・6年・つくしの6学級で授業を展開し、国語・算数・理科の3教科の学習に子供たちが自ら進んで学びに向かっていく(探求型の学び)の在り方を探りました。

 

 

 

土の授業でも、子供たちの活動がたっぷりとあり、お互いに話し合ったり、自分なりに課題を追求したりする時間があり、学習に前向きに取り組む子供の姿があります。算数の授業なのに「円ってどういう形なのか」図書館まで調べに行く子供もいます。

放課後は、6つの授業中の子供たちが何を考えながら学びに向かっていたかを検討しながら、子供たち自身が自分から進んで学習に向かっていく指導の秘訣を、教育委員会の先生方と話し合い、各授業の様々な良さを確認して、次の授業に活かしていこうと話し合いました。

 

このように授業改善に向けた取り組みには時間が必要です。今日も授業参観が可能になるように地域の方が書写の指導を手伝ってくださり、担任の余裕の時間を生み出してくれました。

 

また、4時間で早帰りとした後の放課後は、土っ子面白教室「ダンス・スナックゴルフ・卓球・バスケット」の4つの教室を地域の方々が開いてくださり、子供たちの体験の場を作ってくれ、安心して研修に取り組める環境を支えてくださいました。

 

 

社会が変わったから学校の授業が変わるのではなく、学校の授業が変わったから社会も変わっていく、子供たちがよりよい社会を創っていくために、土小の先生たちは研鑽努力を重ねています。ご理解とご協力に感謝します。