ブログ

5年生の林間学校が コース別体験から始まりました

5年生林間学校は、9月30日と10月1日の1泊2日、柏市手賀地域をフィールドに、自然体験を中心としたメニューで実施します。昨年度土小学校が行った自然体験メニューが今年はさらに充実発展して、柏市内をはじめ多くの学校でも取り入れられ、柏市という都市の周辺に広がる豊かな自然を舞台に、学校では学べない体験を行っていきます。

 

学校を出発して、道の駅沼南に向かいます。ここで、トイレを済ませたあとは、3つのコースに分かれての体験。

竹林体験コース、釣り体験コース、農業体験コースの3つです。

農業体験コースは、道の駅開店までの10分間、外で農業の大切さ、道の駅が知産知消になっているのはなぜ?というお話を聞いて、道の駅の開店に合わせて、まずはどのように野菜が売られているのか、どんな野菜があるのかを見つけに行きました。与えられたミッションは、「農家がもっと元気になるには、その答えを見つけよう!」です。

 

 

お米もたくさんの種類がありますね。粒すけ、新しい品種はとてもおいしいらしいですよ。

  

 

食料品だけではなく 本も売られていますね。本にも野菜や柏の農業との関係が見えますね・・・

 

 

農業体験コースは、道の駅で売られている様子を見た後は、鹿倉農園にバスで移動します。

まずは、農家の仕事についてお話を聞きました。日本の農業は自給率が38%と、10人のうち4人の人が食べる分の食糧も日本国内では生産できていないのです。カナダやオーストラリアからたくさん輸入をしているけど、それでは日本のこれからが危ういとのことで、農業を続けて、いろんな人に農業を知ってもらいたいとがんばっているお話をうかがいました。

  

お話を聞いてから、枝豆の収穫体験。この時期の枝豆はふつうの枝豆よりも遅い時期にできるので、味が濃くて大変おいしいようです。ひとうねをすべて収穫して、出荷できるようにしていきます。

  

  

8ケースの収穫となりました。収穫したばかりの枝豆はまず保冷庫に運んで冷やします。その方が甘味が増すようです。出荷前の作業で葉っぱを落とす作業は、昨日収穫した枝豆で行いました。

  

  

葉っぱをきれいに落として、この枝豆は2本で一つのビニール袋に入れて500円で売られるようです。子供たちが収穫した量は、500円×8袋×8ケース分だということです。農家の支援になりました。農業のお話もたくさん聞けて土地域の農業ともつながっていきました。