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地域の方が「スズメバチの巣」を見せてくれました

スズメバチというと、刺されると怖い、恐ろしい昆虫というイメージがあります。確かに危険な昆虫の一つですが、知っていくと正しく恐れることが大切なことにも気づかされます。

今日は、普段から安全見守りをして下さる保田さんが、名戸ヶ谷の森の整備の際に駆除した大スズメバチの巣を持ってきてくれました。まだ、中の幼虫で生きているものもあります。

 

このような巣が、土の中で7階建てになって作られているのです。どうやって作るのか不思議ですね。

南増尾で農家を営み、ハチなどの昆虫に詳しい小川さんが来て下さり、昼休み中の子供たちに少し説明をしてくださいました。

 

実際には、働きバチのオスのハチには、針がついていなくて刺すことはできないそうです。今の巣の中には、来年の女王バチになるハチが幼虫からかえっている時期で、子孫を残すために、人間が近づくと攻撃をしてくるようですが、ハチはカチカチという音を立てて威嚇するので、音を立てているうちに静かに逃げれば襲っては来ないと話されていました。

知ることによって、見方が変わり、見え方が変わり、接し方も変わってきますね。土小の周りには豊かな自然があります。自然から学ぶことがたくさんありそうです。