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4年生総合 通学路の安全対策を警察・市役所・町会に提案しました。

4年総合SMG'S(Save MyLife Goal's)は、通学路の安全について調べ、自分たちなりに課題を持って解決する活動を通して、安全に生活するために自分たちができることは何かを考えて活動してきました。自分たちができる事としては、下校する低学年に対して「ミニエンジョイパトロール活動」を行い、交差点の安全確認や道路の歩き方などを伝えてきました。

今日は、自分たちの力ではどうしようもならない事について、柏警察署移動交番、柏市役所道路保全課、柏市教育委員会児童生徒課、増尾ふるさと協議会と増尾町会の皆さんにお集りいただき、2コースに分かれて子供たちからの提案を聞いていただきました。6時間目は、現地説明のグループ、体育館でプレゼン説明のグループ、ミニエンジョイパトロールグループの3グループに分かれての活動でした。

 

 低学年に呼びかけるエンジョイパトロール隊

現地説明のグループは、実際の現場を見てもらいながら説明をしていきます。ふるさと会館から入ってきた突き当りの所に横断歩道がありますが、ほとんど見えません。

 

止まれの標識があるのは、横断歩道があるからだけど、横断歩道が消えているので、一時停止をしない車が多いのです。 警察と市役所の人がメモをしながら聞いて写真も撮ってくれています。

 

 

信号を設置してもらいたいところ、街灯を設置してもらいたい、草刈りをお願いしたい、カーブミラーを設置してほしい、道路にあぶないと表示がほしい、など約1時間半にわたって説明をしながら歩きました。一つ一つ真剣に聞いていただきました。緊張しながらも上手に説明ができたようです。

体育館では、動画やプレゼンを使って説明をしています。警察と市役所の方以外にも保護者の皆さんや町会の皆さんにも呼びかけて聞いてもらいました。

 

 

場所や危険な様子が分かりやすいように、動画を使って臨場感がある説明をしてたり、写真や説明を入れたスライドで説明をしたり、自分たちの課題を伝えようとする努力をしながらの説明でした。警察や町会の方から質問をもらってそれに応えたり、通学路の危険を一所懸命に伝えることができました。約1時間にわたって、6つの通学路コースについて全てを伝えることができました。

 

 

警察官の方も、町会の方も、市役所の方も、4年生が感じている危険なことがよくわかったとお話してくださいました。子供たちの説明が終わった後、警察、市役所の方々がもう一度見回ってくださっていました。新聞記者の方からも取材を受けて、「緊張したけれど、自分たちが伝えたいことを伝えることができた」「実際にどこかを改善して欲しい」という感想が多かったようです。

身近な社会の中に課題を持ち、課題に対してアクションをして解決をしていく、それが自分だけではなく、そこに住む人たち、社会をよりよくしていくことにつながる。社会は自分たちで変えていけることを感じて、生きる力にしていって欲しいところです。

さらに4年生は、看板設置やその他の活動を精力的に行っていきます。