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サロンつちのこ リニューアルフェスティバルが開かれました

土小学校の大規模改修工事とコロナ禍が続いたために、しばらく休止していた「サロンつちのこ」が今月から再スタートしました。それを記念してのリニューアルフェスティバルが今日10時から開かれ、約250人の皆さんにご来校いただき、子供たちは8つの体験を楽しみました。

  

開会行事では、ふるさと協議会会長の青柳様とサロンつちのこの代表の押味様からごあいさついただきました。

平成26年から続いている土小学校学区の地域で子供を育てる活動だというお話をうかがいました。

 

体育館の舞台では、学区の柏南高校演劇部の皆さんが演じる「シンモモタロウ」というオリジナル劇。子供たちは高校生の演技に、笑って楽しんでいました。高校生になると自分たちでいろいろと考えだすものです。

 

 

校庭では、牛乳パックで作った竹とんぼを飛ばしたり、竹で作ったみずでっぽうを使って、紙の先に着いたお菓子をねらって紙を濡らして落としてゲットする遊びのコーナーで遊んだり、大きなシャボン玉づくりに挑戦するコーナーがあったりと、色々な体験ができました。

 

 

第四校舎の多目的ルームでは、ストラックアウト、輪ゴムでっぽう、輪投げと、どれも景品付きの楽しい遊びで、列を作ってゲームを楽しんでいました。

 

 

第四校舎3階のふるさと資料室では、土小学校と学区の100年以上の歴史をひもとく、クイズに回答しながら、昔の学校や昔の道具に触れるコーナーがつくられています。

 

 

昔の道具を寄付してくださった平川さんが来校されて、’わら’から’なわ’を作る機械を実際に動かして、なわづくりを見せてくださり、さらに、’わら’から’むしろ’をつくる道具も動かして、実際にむしろづくりを体験させてくださいました。

 

日本は、主食の米づくりをして、そのわらをよってなわをつくって使い、むしろを作ってそれを使って生活をし、古くなったら、それを肥料として田んぼにもどす、そういう生活をしていたと、作りながら教えてくださいました。SDG’sと言われていますが、昔の生活の中にいろいろなヒントがあります。そして、つくる素材は違いますが、作り方は今も昔も変わらないようですよ。古いものを知ることが未来を創ることにもつながりそうです。

子供だけではなく、大人も色々なことを学ぶことができた「さろんつちのこ リニューアルフェスティバル」でした。

サロンつちのこのボランティアでフェスティバルを支えてくださった地域の33名の皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

サロンつちのこは、今月から第三・第四土曜日の午後1時から、第四校舎多目的ルームで行います。色々な体験が用意されているようです。楽しみにしながら、土っ子の皆さんが参加して欲しいと思います。