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テーマ設定の特別授業をしました

夏休みおもしろチャレンジ教室で開設する「調べる学習コンクール」「自由研究」の教室に応募した4年生以上の子供たちに、テーマ設定をする授業を放課後に行いました。授業は和田先生が中心で、図書館指導員、理科支援員の先生と教育委員会の学校図書館コーディネーターの先生と校長先生、途中からはたくさんの先生方もお手伝いに入ってくれました。

  

最初は4年生から6年生までいるので、お互いにどんなことを調べたいかを相手に伝えながらご挨拶・・・

その後は、今までのコンクール入賞作品をグループごとに回し読みをして、ゴールのイメージを持っていきます。

(図書館振興財団のHPから作品閲覧できます。https://www.toshokan.or.jp/)中には、本として出版された作品もあり、全国色々な所の学校から出品された作品が見られました。

  

図書館コーディネータの先生が作った「調べる学習ハンドブック」を読みながら・・疑問やふしぎを探してみよう➡「なぜだろう?」と疑問文の形にしよう➡仮説を立ててみよう(じぶんなりの答えをつくってみよう)と調べ方を知りながら、絵本『いし』の読み聞かせを聞きました。この絵本は、出版社の紹介文で「あさりのスパゲッティーを食べてたら、「ゴリッ」。ちいさい石がでてきた。この石、いったいどこからきたの?古くから私たちの暮らしに深く関わってきた石。石の不思議と人との関わりをユーモアたっぷりな文と絵で紹介します。」という、調べることを普段の暮らしの中に合わせて書かれているので、わかりやすい!ですね。百科事典などのレファレンスブックという本のことも教えてもらい、さあ、いよいよ自分のテーマと向き合います。

(調べる学習ハンドブックは、柏市学校図書館オンラインにあります。https://kashiwa.ed.jp/tosyo/cabinets/cabinet_files/index/43/adc597f423a757babbc0306abd3a9e9e?frame_id=29  )

  

ここからは、テーマ設定ワークシートをもとにして、ポプラディアの百科事典やその他の事典を手元におきながら、自分が調べたいことと関連する言葉を出し、疑問文の形にして、仮説もたててみて・・・レファレンスブックを開いて、さらに言葉を広げたり、まとめたり・・

  

  

疑問文の形にして、まず自分なりに予想して結果を考えてみる=仮説をたてる、ということを一番学びましたね。そして、百科事典や様々な事典にあたって、安易にインターネットで調べたりしません。このことは、普段の学習の際にもとても大切なことです。今日学んだことは、普段の授業でも活かしてくださいね。

調べる学習のみなさんのテーマを書いたワークシートを元にして、図書館指導員6名の方々が本を探してくれます。自由研究は、テーマをもとにどのような実験や観察や調べ学習をすればよいか、4名の理科支援員さんたちが作戦を考えてくれます。参加したみなさんは、夏休みに向けて、もっとたくさんの疑問文や仮説を立てて、楽しく調べたり、実験・観察したりできるように、準備をしていきましょうね。