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第一回 授業研究会

 学校の先生の仕事は授業を行うことです。その授業も、刻々と変わる時代や学習指導要領などにより、日々新しい姿が求められています。授業の中で一番大切なのは、学んでいる子供たちが「わかった!」「できそう!」っと思えることと、学習が終わった後、大人になっても「学んだことを使ってみよう!」と思ってくれることです。
 今日は、5年生の算数の授業を通して、そんな学びを子供たちの中に作り出そうとする試みのある授業が行われました。
  
学習内容は、小数のかけ算。今までもかけ算の学習はしてきましたね。
 23×3 や 小数×整数の学習もしてきたね。 うんうん・・
 どんな学習をしてきたか、活発に発表をしています。
 今までは、小数を整数に直してから計算をしてきたよ。習ったからできる。
 5年生では・・・1m80円のテープを2.3m買いました。いくら?という学習をするんだよ。式は? これも、小数を整数にするといいかも・・・
 
 5年生では、整数×小数 それ以外にもどんな学習があるのか、教科書を見て学習する内容を調べてみよう!とグループで取り掛かりました。
 今までの授業とはここの部分が違います。
 小数のかけ算を学習するのだが、どのような学習をするのか、学習全体の見通しを持つために、教科書に書かれていることから、わかることを調べてしまいます。
  
 お互いに調べたもの、ホワイトボードに書き出して、全体の流れを把握します。
  
 細かい計算の方法はわかりませんが、整数×小数の計算、そして、小数×小数の計算、そしてひっ算の仕方を学習。その次は1よりも小さな小数をかけるとどうなるか? 面積や体積の計算は? そして計算のきまりがわかるようにする。
 そんな流れで学習が9時間で進んでいくことが、この時間を通してわかりました。
 自分ができるようになるために、これからがんばって学習をしていきましょう。
 この授業を通して、子供たちが見通しをもって学習に取り組めるかどうか、一人一人がしっかりと学べるかどうか、柏市教育委員会から先生をお招きして、放課後は先生方の話し合いを通じて、次の手を見出す研究が進みます。