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立ち入り禁止 ”解除!”

 校門から学校へのエントランスに「立入禁止」の表示テープがぐるぐると貼られています。一つは、連休中に植えた芝生に入らないようにするため、もう一つは、階段などの通路を通らず、遊びに夢中になって、遊んではいけない場所で遊んだルール違反によって、ケガをした子が出たためです。
 「立入禁止」にしたままにすれば、何も問題が起きず、芝生も立派に成長することでしょう。でも、それでは、土小の子供たちの成長はできません。
 そこで、今日は給食時間に教頭先生から、全校の皆さんに放送で次のようにメッセージが流れました。
教頭先生から土っ子の皆さんに大切なお話があります。今、土小の正門の周りが2か所、立ち入り禁止になっているのを皆さんも知っていると思います。まず旗を揚げるポールや池がある場所です。理由は芝生がしっかり根を張るまで傷つかないようにするためです。次に校庭と正門の境目です。こちらの理由は皆さんが遊んでいるときにけがをしてしまった友達がいたからです。

この2か所についてお話しをします。最初に池がある場所についてです。皆さんが立ち入り禁止を守ってくれたおかげで芝生が傷ついたり枯れたりせず、しっかり根を張ることができました。そこで今日、立ち入り禁止のテープを外しました。これから芝生の上に入ってよいことにします。ただし芝生は生きています。乱暴に踏みつけたり、面白半分ではがしたりすると枯れてしまいます。是非芝生がずっと元気にいられるように気を付けることを皆さんで考えてください。

次に校庭と正門の境目です。こちらも今日立ち入り禁止のテープを外しました。友達がけがをしてしまったことを考えて、これから安全に過ごすにはどうすればよいか、考えてください。そして考えるときに思い浮かべてほしいことがあります。それは正門から校舎に続く道の周りはあなたが遊ぶ場所ではないということです。正門のまわりはあなたがコンクリートの壁の周りで追いかけっこをしたり、壁の上から飛び降りたりすることを考えて作られていません。皆さんが登校するときや、お客様がお越しになったときに気持ちよく土小に入ってもらうための道です。皆さんが校庭で学習したり、遊んだりする時間はお客様が通る道となります。また、正門に植えてある草木や芝生は用務員の山本先生や佐藤先生がいつも手入れをしてくれています。時には校長先生も手入れをしています。先生方はモノを大切にして、みんなが楽しく、安全に過ごすことができる良いアイデアを皆さんが考えてくれるのを楽しみにしています。思いついたら担任の先生に是非教えてください。そして友達同士お互いに声を掛け合えるようなきまりを作っていきましょう。以上で教頭先生からのお話を終わりにします。】
昼休みには、久しぶりに芝生に入って遊ぶ子、池の中にカエルを見つけて捕まえる子がいます。
 

5時間目の終わりに、校長室をノックする音が・・・
5年2組の子どもが二人で、今日のお昼の放送を聞いて、ダメというのではなくて、何々をしよう!というように呼び掛けるポスターをクラスで考えて作ってきました。
と持ってきてくれました。

早速、芝生のところに掲示しました。芝生でいっぱい遊べるように、みんなで工夫して大切にしてくださいね。