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ものづくり魅力体験 1

 6年生は、千葉県職業能力開発センターが実施する「ものづくり体験講座」を受講しました。テクニカルイラストレーションと和菓子作りの二つの講座を選択制で受講しました。
 まず、テクニカルイラストレーションの講座の様子をみてみましょう。
 テクニカルイラストレーションとは、立体的に図面を書くことです。講師の先生は、東芝や日立といった企業で開発のお仕事をされ、千葉県の高等技術専門学校で先生として長らくお勤めになり、退職後も小学生や中学生たちに技術体験を伝授してくださっている方です。
  
 だ円テンプレートとシャープペンシルを使って、円を立体的に見せる方法や、立方体や直方体を描く、箱詰め法などを習い、実際に牛乳パックや缶コーヒーの容器をイラストしていきます。
  
 みんな、真剣にシャープペンシルのペン先に集中しています。
  
 なかなか、プロっぽくイラストが出来上がってきました。
 こういう技術は、どんな仕事についても使える技術ですし、製品を開発したり、説明書を書いたりするときには、もっと詳しい技術を学んでいくことが大切です。
 ものづくりの技術をこうやって身につけていくためには、「自分が好きなことをしっかりともって、それをとことんやり続けていくことが大切。今の私は、君たちに教えながら、君たちから元気をもらって、もっとがんばろうと思うよ。こうやってイラストを描いていくことが大好きだからね」というお話を最後にいただきました。
 こういう技術を知っていると、キャドという図面作成ソフトで3Dの画像も書くことができるのを見せていただきました。