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コロナ禍の6年生を送る会。練習が熱くなっています。

2月の中旬を過ぎると「6年生を送る会」の練習が始まります。

コロナ禍になる前は、教室から歌声や合奏などが聞こえてきて、それぞれの学年で何を練習しているのかがわかりました。でも、今はそれが聞こえてきません。

業間休みの空き教室をのぞくと、新しい児童会の役員たちが集まって、司会進行のシナリオを練習しています。大きな声は出せないので、小さな声に心を込めて練習をしています。

 

オンラインでの開催ですが、お互いにどう言うとよいかを伝えあいながら練習をしていました。

 

そのとなりでは、2年生が発表の練習をしていました。

この2年生は音楽の時間に「大切なもの」という全校合唱の曲を一生懸命にハミングでうたい、それを録画していました。本当だったら大きな口を開けて歌いたいところですが、マスクをして口を閉じてハミングをする。その一生懸命な姿に、歌わせてあげられない切なさと悔しさが湧いてきました。

体育館では、6年生が間隔を広くとり、回数をしぼって、合唱をして、録画をしていました。

 

きれいなハーモニーです。ちゃんと2部合唱になっていました。今週になってから体育館で数回練習しただけで、これだけのハーモニーができるならば、もっと近づいて歌うことができたらきっと素敵なハーモニーになるだろうと感じます。

制限されている中で、できないではなく、できるを探りながら、見えない敵に負けないように注意しながら、オンラインを上手に使った6年生を送る会の準備が静かに熱く進んでいます。