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オンラインの協働授業

土小学校では、コロナウィルス感染の拡大により学級閉鎖や登校自粛等が行われております。2月3日からは全学級で通常日課となりますが、しばらくの間は予断を許さない状況が続いています。

6年生では、学年はじめより学級担任制から学年担任制へと枠組みを変えていこうという取組みに試行錯誤しながら取り組んでいます。

今、国語の時間に「伊能忠敬」の伝記を教材として学習をしています。学習課題として教科書には、「伝記を読んで、人物の生き方について自分の考えをまとめよう」と書かれています。この学習をオンラインを使って、今までの環境ではできない授業が展開されていました。

 

6年全員がmeetでつながる      登校している子も家の子も出席番号で3人グループ

教科書の何ページ何行目にどう書かれていて、そこからどんな人物像がかんじられるか、3人それぞれがスプレッドシートに書きこみ、全文を3人で読んでいく。

 

イヤホンを付けて必要な情報はやりとりしながら、家も学校も無くやりとりをしながら

次の時間は、スプレッドシートに書かれたことから、一人一人で伊能忠敬とはどのような人なのか、自分の考えをシートに書きます。

そして、お互いのシートを読みあった上で、自分はどのような人になりたいか「自分の生き方」につなげて書き、最後に全員で共有していく授業です。

学校と家とでネット上でグループを作り、協働して読み取り、自分なりの考えをまとめていく。教室でのチョーク&トークの先生主導の授業では実現できない子供たちの学びがあります。ピンチをチャンスに活かしながら、授業づくりの工夫にいろいろ取り組んでいます。