日誌

うんとこしょ、どっこいしょ!

 1年生の教室前の廊下から、元気に国語の教科書を音読する声が聞こえてきました。
「うんとこしょ、どっこいしょ、まだまだかぶはぬけません。」聞いたことのあるリズミカルな掛け声に思わず教室をのぞくと『おおきな かぶ』の学習に1年生が取り組んでいました。『おおきな かぶ』は、1年生国語の教材で、なじみのある物語です。私自身も数十年前にクラスの友だちと楽しく音読をした記憶があります。教材として長年にわたって使用される理由は、子どもたちの活動の様子を見ると「なるほど」と納得できます。
 みんなで音読した後は、グループに分かれて、一人一人が登場人物になりきる劇化に挑戦しました。子どもたちは、自分たちで役割分担をして、「かぶ」「おじいさん」「おばあさん」「まご」「いぬ」「ねこ」「ねずみ」の役を楽しく演じていました。アドリブのセリフもあり、教室内は笑顔であふれていました。