柏市学校図書館紹介blog

土っ子が 学ぶ 楽しむ 土小学校図書館

 

 土小学校図書館は、4年前の校舎のリニューアル工事で、3教室と廊下を含めて1つの図書館になったおかげで、

広くてきれいな図書館です。畳敷きの部屋からは土っ子デッキに出られるので、天気の良い日にはそこで本を読む

姿も見られます。

 

 3年生は授業で国語辞典の使い方を学習した後に、図書館割り当ての授業には辞書引きを行っています。

3分間に8つの言葉を辞書で引きます。最初の頃は辞書を引くのも慣れない手つきでなかなか進みませんでした。

最近では時間内に余裕でできる人もあらわれるようになりました。日々の積み重ねの大切さを感じます。

 

 

 

 

 辞書引きの後は、国語でクラスの「生き物ブック」を作成するために、生き物の特徴について本で調べます。

調べたことをワークシートに記入した後に、各自でまとめをします。そして全員が書いたものを一つにまとめて、

クラスの生き物ブックを作成し学校図書館に展示します。

 

 

 

 

   4年生は、国語の「リーフレットでほうこく」で、自分で調べたことをリーフレットにまとめる学習を行ってい

ます。まず最初に自分の調べるテーマを決めるために、太陽チャートを使って考えます。そして、調べたいテーマ

が決まった人は、テーマについて調べることを3つ決めてから、結果の予想を立てます。それから本やネットで調べ

始めます。

 

 

 

 それ以外にも、2年生は国語の生き物クイズでしらせよう、5・6年生は総合で探求学習と、

各学年で調べ学習を行っていますので、学校図書館の本が次々と借りられていきます。

 

 図書委員会では1学期のイベントに「読書でビンゴ」を行っています。

各学年に配られたビンゴシートに書かれたマス目の本を借りるとスタンプがもらえます。

スタンプを集めた数で、図書委員が作ったしおりや本の表紙カバーで作ったクリアファイルや

図書ボランティアの方が作成した本の表紙カバーのエコバッグがもらえます。

特に、一つしかない絵柄のエコバッグは大人気で、もらったエコバッグに借りた本を入れて持ち歩く人もいます。

 

 

 土小では年に9回、読書の日があります。

読書の日には図書ボランティアの方々が、学校図書館ではペープサートや大型紙芝居、

教室では絵本の読み聞かせがあります。読み聞かせのないクラスは、教室で読書をします。

6月の読書の日は、学校図書館で2年生に「たべられたやまんば」の紙芝居です。ボランティアの方の迫力

ある実演に、子どもたちもお話の世界を楽しんでいました。

 

 

 図書ボランティアの方々は、季節ごとに学校図書館の飾りつけも行っています。

6月は雨の季節ということで、図書館内にはあじさいなどの飾りつけがされています。それにあわせて雨にちなんだ

お話や、かえるやかたつむりなどの生き物の本、天気の本などを展示しています。展示された本を子どもたちが

借りていくので、追加で並べることもあります。

 

 このように学校図書館は、土っ子にとって本で学ぶだけではなく、楽しめる場所にもなっています。

これからも土っ子たちが、さらに興味の幅を広げられる学校図書館を目指しています。