校長雑感ブログ

6月7日(火)授業風景10(2学年理科)

〇先週、林間学校から戻った2年生の授業です。実験の操作(ガスバーナーや塩酸などの薬品の扱い)はだいぶ手馴れています。ただ結果だけでなく、途中の変化を見逃さずに観察できるか否かは、個人差を感じました。「わからなければ教科書をみればいい」と教科書に頼りきりになるのではなく、自分が観察した事実に対して、教科書はあくまでも参考書としてみていくことが大切だと感じます。

〇私たち教える側も「教科書を教える」のではなく、「教科書で教える」ことを意識しています。前者は教科書通りにサーと教えるのに対し、後者は教える内容や順番を生徒の実態に合わせて最適化していく中に、教科書を使うというイメージです。

須藤昌英